記事公開日:2017.8.23最終更新日:2022.4.20

【完全版】沖縄や熱帯地方の砂浜が白い理由!

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

沖縄や熱帯の地方の砂浜ってなんであんなに白いの?

 

こんな疑問ありませんか?

 

実は、熱帯の砂浜が白いのには理由があるんです!

 

ウブカタ
その事実にきっとあなたはド肝を抜かれるはずだ!!

一般的な砂浜

photo by  Martin Fisch

一般的な砂浜

一般的な海岸で見られる砂は、山から川へ転がり落ちた岩石が下流に運ばれる途中でぶつかって砕け、砂利からやがて細かな砂となり、海に運ばれ沿岸の流れに乗って、波によって打ち上げられて浜に来るのです。

 

一般的な砂浜は川の上流の山をつくる岩石の細かな粒で、灰色の岩石からできた砂は灰色で、火山の周辺では黒ずみます。

 

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この理由は、日本は火山列島だからです。

 

特に関東付近の火山周辺の砂は黒ずみます。(輝石と磁鉄鉱が多く含まれてる為)

 

汚れてるワケではないよ!

 

この辺りはサンゴ礁がないので、白い砂浜になることはありません。

 

本土の黒い砂は山からきています。

熱帯地方の砂浜が白い理由

photo by  Matthias Ripp

白い砂の正体その①

サンゴ礁の白い砂は、生物でできてます。

 

死んだサンゴの骨格・死んだ貝の殻・ウニの殻やトゲ・フジツボの殻・石灰質を分泌する藻類(そうるい)・魚の歯などさまざまな生物の石灰質が波で海岸に打ち上げられ、砕かれた粒なのです。

 

サンゴなどの骨格や貝殻は石灰質なので、白くなるのです。

 

沖縄や熱帯地方の白い砂は海からきています。

 

簡単にまとめると、死んだサンゴなどの死骸が砂浜を作ってるということです。

 

白い砂の正体その②

それがブダイの仲間!

photo by  Rickard Zerpe

ブダイの仲間はサンゴについた藻を食べるのですが、サンゴごとかじり取って食べた後、細かな石灰質のフンをします。

そのフンが海岸に流れ着き、白い砂浜を形成します。

なんと!1匹で年間に何百kgという砂を作るんです!

白い砂浜はブダイのウンコという事になります。

全部がウンコではないですが、1部を確実に形成しています。

 

僕たちの水槽に入ってる底砂やサンゴろ材は主にこの砂!

僕たちが使用しているいわゆる【サンゴ砂】はこの砂浜にあるものです。(場所や質は違えど)

 

そして、このサンゴ砂の主成分は炭酸カルシウムでできています。

 

アルカリ性というわけです。

 

※海はアルカリ性です。

 

だから淡水の砂は使えないんです!

 

ここを覚えておきましょう!

 

 
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まとめ

砂浜が白い理由!

①サンゴなどの死骸

②ブダイ科の魚のフン

 

ウブカタ
砂浜が白い理由は上記2点なんです!

 

 

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