
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
赤ちゃんの離乳食に”白身魚”が使われて”赤身魚”が使われない理由をご存知ですか?
そもそも離乳食に白身魚が使われてるんだ!に衝撃ですよね!
そうなんです。離乳食には白身魚が使われてるんです。
しかし、なんで白身魚のみなのか?
そもそも赤身魚・白身魚って何?って方は赤身魚と白身魚の違い!をどうぞ。
目次
赤ちゃんの離乳食に”白身魚”が使われて”赤身魚”が使われない理由は脂質含有量が高いから!
脂質含有量(ししつがんゆうりょう)が低い白身魚は使用される
離乳食時代の赤ちゃんは、消化のメカニズムがまだ出来あがってません。
消化の良い食べ物を与えることが大事です。
白身魚は脂質が少ないので赤ちゃんの胃に優しいのです。
白身魚の脂質含有量(100g計算)
ヒラメ・・・2.0g
カレイ・・・1.3g
タラ・・・0.2g
脂質が少ないですね!
脂質含有量(ししつがんゆうりょう)が高い赤身魚は使用されない
僕たちが脂っこいものを食べると腹持ちが良いのはそのためです。
いきなり脂質の多い食べ物を与えると消化器系に負担がかかります。
離乳食時代の赤ちゃんにの食事に赤身魚が使われないのはこのためです。
赤身魚の脂質含有量(100g計算)
サンマ・・・24.6g
ブリ・・・17.6g
脂質が多いですね!
赤ちゃんに赤身魚が好ましくないもう1つの理由
離乳食に赤身魚が好ましくない理由がもう1つあります。
これが微生物によって分解されると〖ヒスタミン〗が生成されます。
ヒスタミンはアレルギー食中毒の原因物質のひとつです。
赤ちゃんは抵抗力が弱いですから、離乳食時代に赤身魚を食べさせるのは控えた方が良いのです。
なんか、難しいッスネ。
簡単に言うと、赤身魚を食べさせると、食中毒にかかる可能性があるということです。
ヒスジタンの食中毒は怖い
魚を食べて以下のような症状がある場合は、「ヒスタミン食中毒」の可能性があります。
- 顔が赤くなる
- 口の周りが赤くなる
- 蕁麻疹が出る
- 嘔吐
ヒスタミン食中毒を防ぐためには、新鮮じゃない魚を食べないことです。
白身魚・赤身魚とは?
白身魚の特徴
無酸素運動をおこなう白色筋(はくしょくきん)が多い。
サンゴ礁の魚や岩などで定住している魚は、瞬間的に獲物を捕えたり、天敵から逃げるときだけ筋肉
を使います。
その瞬間的に大きな筋肉を動かす燃料には、酸素を使いません。
そのため、筋肉に赤い色をしたミオグロビンはほぼありません。
あなたの海水魚の身が白いのはこのためです。
この酸素を使わない筋肉を白色筋と言います。
簡単に言うと、白身魚は短距離ランナーです。
赤身魚の特徴
有酸素運動をおこなう赤色筋(せきしょくきん)が多い。
長時間泳ぎ続けるためには、筋肉が必要です。
その筋肉を動かす燃料のひとつが酸素で、筋肉に酸素をたくわえる働きを赤い色をした
ミオグロビンというタンパク質なのでーす!
このミオグロビンを多く含む筋肉を赤色筋と言います。
簡単に言うと、赤身魚は長距離ランナーです。
主な白身魚
・カレイ
・ヒラメ
・タイ
※あなたの水槽にいる海水魚はすべて白身魚です!
主な赤身魚
・マグロ
・カツオ
・ブリ
・サバ
・イワシ
・サンマ
※アクアリウム水槽では飼育できません。(水族館除く)
★関連記事★
まとめ
脂質含有量が少ない白身魚が離乳食に使われる!
脂質含有量が多い赤身魚は離乳食に使われない!
新着情報


最新記事 by マリブ(海水水槽専門レンタル・メンテナンス) (全て見る)
- 【編】おすすめ商品再アップ記事32 - 2021-04-18
- 【アクアリウムのおすすめのピンセットBEST7編】おすすめ商品再アップ記事31 - 2021-04-17
- 【超おすすめのライブロックスタンド一覧編】おすすめ商品再アップ記事30 - 2021-04-16