
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
サンゴに絡まる【釣り糸】の被害をご存知ですか?
海には様々なゴミがあります。
その中でも、【釣り糸】は特に多いゴミです。
この事実を知っていただくだけで、海への見方が変わります。
サンゴに絡まる釣り糸
異物が絡まれば光合成ができず死んでしまう
サンゴは褐虫藻(かっちゅうそう)と共生していて、その褐虫藻が太陽の光と光合成することで栄養を手に入れます。
ところが、サンゴに釣り糸が絡まったり、被さってしまうと、光合成ができなくなり死んでしまいます。
糸が触れている部分のサンゴは死んでしまうほど敏感ということなのです。
あなたの水槽でもそうでしょう。
少し、エビやヒトデがまたぐとポリプを閉じてしまったり、水換えをした後はポリプが閉じているはずです。
それだけ敏感な生き物だということです。
それが、物理的な釣り糸が触れていたり、絡まっていたら、成長できないと簡単に想像できますよね?
結果的にサンゴの成長を妨げてしまい、死んでしまうのです。。。
さらに、自然に分解されない物質としていつまでも海中に釣り糸は残ってしまうのも大きな問題です。
僕からの願い。釣り糸は自然に還る素材を開発してほしいです
自然に還る(かえる)ような釣り糸は開発されないものでしょうか。
別に釣りをするな!と言っているわけではありません。
釣りをすれば、糸も切れるのは当然だと思います。
ただ、釣り糸を投げるのは地上ですが、ほんの少しでも海中のことを考えていただきたいと思います。
サンゴがある海域だけではなく、全ての海や水辺でも同じことが言えます。
もう1度言います。
釣り糸はゴミです。
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まとめ
釣り糸によってサンゴは死んでしまいます。
釣り糸は地上で投げますが、海中のことを少しお考えください。
それだけで改善するはずです。お願いします。
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