記事公開日:2018.2.8最終更新日:2020.9.7

環境を記憶する”友孔虫”が優秀すぎる・・・!

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

過去の環境を記憶する生物がいることをご存知ですか?

 

その名も友孔虫(ゆうこうちゅう)

 

ウブカタ
何故、過去の環境を記憶できるのか???その謎をご案内します!

環境を記憶する友孔虫(ゆうこうちゅう)

友孔虫とは?

友孔虫(ゆうこうちゅう)とは最も大きな単細胞生物です。

 

熱帯地方の浜辺で砂を手に取ってみると、【星砂】と呼ばれる砂粒(すなつぶ)が見られます。

 

これが、友孔虫という単細胞生物の遺骸(いがい)です。

 

生物学的には、アメーバなどと近縁な生物の殻なのです。

 

一般的な友孔虫の大きさは0.5mm前後です。

 

友孔虫は4000種いる!

現在、さまざまな環境に適応した約4000種の友孔虫が生息しています。

 

星砂のように海底に生息している種類だけでなく、海水中を浮遊している種類もいます。

 

多くの友孔虫は方解石(ほうかいせき)や砂を固めた殻をもち、化石として地層中に保存されます。

 

※方解石とは、炭酸カルシウムからなる鉱物。

 

友孔虫は見た目の美しさから建材品として活用もされてる

方解石の殻がたくさん堆積(たいせき)していると、地層中で化学変化により、石灰岩や大理石に姿を変えることがあります。

 

これらの岩石は色や模様が美しいため、建材品としてよく利用されます。

 

意外と僕たちの身近なところで関わってるんですね。

何故、友孔虫が環境を記憶する生物なのか?

友孔虫は細かく棲み分けできてるので調べれば推定できる

過去の地球環境を調べる時に、友孔虫の化石が役立ちます。

 

友孔虫は種によって細かく棲み分けてます。

 

地層から得られた化石の種を調べれば、当時の環境を推定できます。

 

また、友孔虫は地質時代を通して頻繁に新たな種の出現と絶滅を繰り返していたため、特定の時代にだけ生息していた種がいます。

 

このような種が地層から見つかれば、その地層ができた時代を決めることができます。

 

地質学では、このような呼び方をします。

 

●環境を示す化石を示相化石(しそうかせき)

●時代を示す化石を示準化石(しじゅんかせき)

 

このような言い方をします。

 

友孔虫は過去を知る証拠品

友孔虫の殻は地球の過去を知るための重要な証拠品です。

 

方解石(ほうかいせき)でできた友孔虫の殻を使って化学的な分析を行えば、さらに細かく過去の環境を推定することができます。

 

友孔虫が分泌する方解石の主成分は炭酸カルシウムです。

 

しかし、カルシウム以外にも海水に含まれるさまざまな元素をその結晶に取り込みます。

 

元素が取り込まれる量は、海水中の元素の量と水温など特定の環境因子によって規則的に決まります。

 

これを利用すれば、友孔虫が殻を分泌した当時の環境を推定することができます。

 

この方法で得られる環境情報は数字のデータとして示されます。

 

例えば、水温が温かい・冷たいといった相対的な推定ではなく、具体的に何℃であったかがわかるのです。

 

友孔虫ってゴイゴイス―!!!

まとめ

友孔虫は地球環境の過去を調査する際、非常に役に立つ生物です!

 

ウブカタ
海の生き物はスゴイですネ・・・最高!!!

 

 

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