記事公開日:2018.1.28最終更新日:2020.9.7

【海底温泉とは?】実在するんです!

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

海底に温泉があるってご存知でしたか?

 

火山地帯には温泉があることは有名ですが、海底にも温泉があるんです!

 

ウブカタ
その謎をご案内します!

海底温泉が発見されたのは1979年

海底から360℃もの高温になる温泉が発見されたのは1979年でした。

 

ガラパゴス海嶺(かいれい)や東太平洋海膨(海嶺よりも緩く起伏が少ない地形の場所)の水深2500mの深海で見つかりました。

 

※海嶺とは・・・長く狭い海底の高まりで,比較的急な斜面をもつ。成因は一様ではない。斜面の勾配がゆるやかな海底の高まりは海膨(かいぼう)と呼ぶ。大洋の中央部の海嶺を一般にさしているが,日本近海のように弧状列島系に関連した海嶺も多い。

 

360℃にもなる高温の黒い塊のように見える熱水が[チムニー]と呼ばれる金属の煙突のようなものから勢いよく噴き出しているのが見つかったのです。

 

この煙突状の構築物は、銅・鉛・亜鉛などからなる硫化物(硫黄の化合物)でできていて、高さは大きなものでは20m以上もあります。

 

この周辺には、2mにもなる巨大な[チューブワーム]と呼ばれる生物や20㎝にもなる二枚貝、イソギンチャクなどが棲息していました。

 

これを総称して、海底の熱水系と言います。

 

温泉ができる仕組み

このような熱水系は、地球を約8万kmにも渡って取り巻いている海底の山脈・海嶺に出現します。

 

海嶺では、新しいプレートをつくるマグマが流れ出ていますが、同時に地下から温度の高い水も噴き出ています。

 

海嶺の軸部(谷の中心となる部分)では、周辺の海水が岩石の割れ目から地中深くに吸い込まれて次第に温められます。

 

すると、海水の成分であるマグネシウム(Mg)や硫酸(SO4)が取り去られます。

 

周辺の岩石から取り込まれた銅・鉛・鉄・亜鉛などの金属成分を含んだ高温の水が、海底へと出てきます。

 

この水は温度が高くても水圧が高いため沸騰しません。

 

すると、僕たちがよく見る煙がモクモクと上昇した姿になるのです。

 

生命誕生の科学に貢献している

海底から熱水が見つかったことは、2つの点重要な発見でした。

 

①チムニーそのものが希少価値が高いために、経済的に価値が高いこと

②熱水の周辺環境が地球上に生命が発生したときによく似ているため、生命誕生の科学に大きく貢献していること

 

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まとめ

温泉と呼ぶべきかは微妙ですが、生命誕生の謎に大きく貢献しています。

360℃の高温に耐えられる人がいたら、入ってみたいですね。無理ィィィ(笑)

 

ウブカタ
なにはともあれ、海底のイソギンチャクが欲しすぎる・・・

 

 

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