
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
高級珍味のカラスミはボラってご存知でしたか?
意外と言えば意外ですよね?
カラスミはボラという海水魚
カラスミって何?
photo by Gaspar Torriero
ボラの卵巣を塩漬けし乾燥して作られる製品です。
カラスミの歴史は古い
カラスミの歴史は古く、トルコ・ギリシャで考案されました。
中国にどう伝わったかは解明されていませんが、中国から日本に伝わったとされています。
江戸時代には〖天下の三珍〗と称された!
日本では平安時代にすでに作られていました。
そして江戸時代には、天下の三珍と称されました。
●越前(えちぜん)のウニ
●三河(みかわ)のコノワタ
※肥前野母・・・現在の長崎県
※越前・・・現在の福井県
※三河・・・現在の愛知県
ラスミという名前の由来
カラスミは”唐墨”と書かれるように、形が中国の墨に似ているころから名付けられました。
カラスミ製造工程
①ボラの腹を切り開き、卵巣を包む膜を破らないように慎重に取り出す。
②取り出した卵巣の形を保ったまま丁寧に水洗いし、食塩を塗りつけ、樽に収めて3~6日間塩漬けする。
③樽から出して水洗いし、真水を満たした桶に入れる。一昼夜後に水中で揉んで軟らかさを確かめ、卵巣全体が均一に軟らかになっていれば塩抜きを終わる。
④塩漬けと塩抜きとを終えた卵巣を、傾斜させた木板の上に並べる。一並べしたら卵巣の上に別の木板を載せる。これをくり返して5段ほどに積み重ね、一晩放置して余分な水分を除く。翌日になれば板を去り、卵巣全体の形を整え、直射日光を避けて乾燥を続ける。夜間には再び重ねる。水気を抜いて翌日日乾しにし、夜間は再び積み重ねる。
⑤表面に浮き出る脂肪分を適宜に拭き取りながら、約10日間の天日干しを繰り返して仕上げる。
カラスミの元・ボラ基本情報
photo by Gertjan van Noord
分類 | ボラ目・ボラ科 |
生息 | 全世界の熱帯・温帯 |
生息環境 | 海にも生息するが、汽水域にも生息する |
体長 | 最大80㎝以上 |
食性 | 雑食性 |
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まとめ
カラスミはボラという海水魚!
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