記事公開日:2018.7.11最終更新日:2020.8.27

刺激を受けると子どもをつくる不思議な海藻

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

刺激を与えると子どもをつくる海藻をご存知ですか?

 

マガタマモ

 

ウブカタ
これまた非常に不思議な生態です!それではどうぞ!

刺激を与えると子どもをつくる海藻・マガタマモ

マガタマモとは?

マガタマモは緑藻類という緑色の海藻の仲間です。

 

海にある”海藻”は3種類のグループに分類されている!に海藻の基本が書いてあります。

 

普通は時間をかけて胞子(ほうし)を作って増えるのですが、外部からの刺激を受けるとすみやかに子どもを作ることができます。

 

マガタマモのからだは、1つの細胞でできた直径数㎝の風船のような形をしています。

 

この細胞は単細胞生物としては異常に大きく、通常はこの細胞が集まった塊(かたまり)のような状態で砂地などについています。

 

プルンップルンッですね。

 

サンゴで言ったらバブルコーラルみたいな感じなのかな(笑)

 

なんで刺激を与えると子どもをつくるのか?

マガタマモは非常に脆く、強い刺激を受けるとやぶれて死んでしまいます。

 

そのため、刺激を受けると細胞の中に遊走子(ゆうそうし)という胞子(子ども)をたくさんつくり、これを外に放出することで新しい個体として繁殖させるのです。

 

刺激を受けて子どもが増える仕組み

①つぶれない程度に刺激を与える

②体の中に粒状の小さな遊走子(子ども)がたくさんできる

③体の表面が破れると、遊走子(子ども)は外に出て泳ぎだす。

④外に出た遊走子(子ども)はやがて成長し、一つ一つがマガタマモになる

 

 

マガタマモの名前の由来

マガタマモの名前の由来は、古代日本の装飾品の勾玉(まがたま)と形が似ているためと言われています。

マガタマモ基本情報

分類 ミドリゲ目マガタマモ科
生息 西日本の太平洋岸・南西諸島・小笠原諸島・西部太平洋・インド洋
生息環境 低潮線(ていちょうせん)~潮下帯(ちょうかたい)
全長 2㎝~4㎝

 

低潮線(ていちょうせん)・・・低潮時の海面と陸地との交わる線。高潮線 (満潮時の水際線) に対して用いられる。領海の幅員を測定するとき,通常は低潮線が基線となる。領海条約3条および国連海洋法条約5条でも,沿岸国が公認する大縮尺海図に記載されている海岸の低潮線を,通常基線と規定している。

 

潮下帯(かちょうたい)・・・海岸の低潮線より下の部分。常時、直接海水に浸り、海洋生物にとって安定した環境となる。

 

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まとめ

刺激を受けると細胞の中に遊走子(ゆうそうし)という胞子(子ども)をたくさんつくり、これを外に放出することで新しい個体として繁殖させるのだ!

 

ウブカタ
なんて不思議なんだ・・・!ロマン溢れる海が好き。

 

 

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