
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
サケの子供を春に川から放流する理由
【結論】そのまま放流すると他の生物に捕食されてしまうから、ある程度人間が育てて放流したほうが生存率が上がるから!
サケの子供を春に川から放流する理由
photo by Seattle Municipal Archive
ある程度、育ててから放流したほうが生存率が上がる!
サケは、春に川で卵からかえって、体長 が5~7cmになるまで育ってから、川をくだ下り海に出ます。
北の海で、3~5年間、アミや、他の魚などを食べて、卵が産めるまで育ったら、生まれた川を探して、卵を産みに帰ってきます。
詳しくは、【そうなんだ!】サケが生まれた川に戻ってこれる理由!をどうぞ。
日本の川は、サケが卵を産むのに都合の良い川底少ないです。
また、卵や、卵 からかえった子魚は、昆虫や他の魚 などの餌になるので、海に下るまで大きくなれるサケの数は、非常に少なくなります。
そのため、いちばん弱くて、生き残る割合が少ない時期に、人間が手を加えているのです。
少しでも、大きなサケになって帰ってくる数が増えるように、サケの子どもを人の手で育ててから、春に川に放流 するのです。
自然の中でのサケの育ち方
川底に産みつけられたサケの卵は、およそ60日くらいで孵ります。
まだ自分で獲物を獲得できないため、石の下などに隠れお腹の卵黄で育っていきます。
約50日後に3.5cmくらいまで育った子魚は、ミジンコ・ユスリカの幼虫・水生昆虫などの餌を食べて育ちます。
そして、海に下る時期がきたら一斉に川を下ります。
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まとめ
サケの子供を春に川から放流する理由・・・そのまま放流すると他の生物に捕食されてしまうから、ある程度人間が育てて放流したほうが生存率が上がるから!
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