
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
タイのタイって何???
タイタイうるせー!と思ったことはありませんでしょうか?
・・・多分ないと思います(笑)
タイのタイって何?
タイのタイとは?
タイのかぶと煮などを食べると時に箸で胸ビレをほじると魚の形に見える骨が見つかります。
その骨のことを〖タイのタイ〗と呼びます。
タイのタイは、胸ビレを支える肩甲骨(けんこうこつ)と鳥口骨(うこうこつ)がくっついている状態の骨です。
肩甲骨には孔(あな)があり、それが魚の眼に見えることから魚の頭とみなし、鳥口骨の方は先がとがってほっそりしていることから魚の尾とみなし、両者で1匹の魚に見立てタイのタイと呼んでいます。
実はどんな魚にも”タイのタイ”はあるのだ!
実は、この魚の形の骨はタイだけに限ったことではありません。
どんな魚にもあるのです。
※硬骨魚類はあります。サメやエイなどの軟骨魚類にはありません。
しかし、胸ビレを頻繁に使う魚のほうが鳥口骨が大きくてわかりやすく発見できます。
特にわかりやすいのがこのタイです。
鳥口骨がハッキリしていることから〖タイの中にもう1匹のタイがいる〗ということでタイのタイなんですね。
おめでたいタイの中に、さらにおめでタイということで、江戸時代から縁起物として喜ばれていたのです。
じゃあクマノミだったら〖クマノミのクマノミ〗と呼ぶのだろうか(笑)?
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まとめ
タイのタイとは、胸ビレを支える肩甲骨(けんこうこつ)と鳥口骨(うこうこつ)がくっついている状態の骨です。
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