
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
海の中は音の世界なのだ!
海の中は音の世界
音は目に見えない
犬は『ワンワン』と鳴きます。
しかし、これだけでは音の高さや長さは他の人に伝わりません。
英語を話す人は犬のことを『バウワウ』と聞こえるし、日本人も昔は犬のことを『びよびよ』と、表現していました。
これでは表現する人間側の問題が大きく関わってしまいます。
これでは科学的な研究を行うことが難しく、何とか数値化し目で見えるようにしなければいけません。
その方法の1つが『サウンドスペクトログラム』です。
横軸に時間・縦軸に周波数(音の高さ)を取り、音を視覚化します。
音が伝わるとは
”音が伝わると”は、水や空気などの媒質(ばいしつ)の圧力変化が伝わる現象のことを言います。
音の高さは周波数、つまり1秒間の振動数で表します。
音の速さは媒質の条件によって変わりますが、気温20度の空気中では1秒間に約340メートルです。
しかし水中では、同じ温度なら1秒間に約1500メートルも進みます。
これは海の深さを測る原理と同じですね。
詳しくは、海の深さの測り方は”音”で測れるのだ!をどうぞ。
つまり、水中は音が非常に速く、効率よく伝わる環境といえます。
だから水中の動物の多くは、音を使ってコミニケーションをとります。
僕たちが水に潜るときは、耳の中に空気の層ができるので、音がよく聞こえるという実感がありません。
そのため意識されることは少ないですが、実は海の中は【音の世界】なのです。
魚はどんな風に僕たちの声が聞こえているんだろう。
ここからは僕の推測なんですが、魚は人間の声や感情を感じとってるというふうに思うんです。
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【聴覚】魚の耳!うっそん!海水魚は僕たちの声が聞こえてる!理由を徹底解明!
何故ならば・・・
●おいで
●可愛いね
●元気だね
●エサだよ~
と言うとじっと僕を見る魚がやっぱりいるんです。
これがまたね、本当に人間の子供のような、犬のような・・・感情が通じるんですよ!
これは長いこと水槽を観察してるとわかるようになってきます。
特にヤッコ・フグ・アイゴなんかはもろに感情が伝わってるような気がしてしょうがないです。
魚には積極的に話しかけよう!あなたにもメリットがたくさん!の記事でも書きましたが、水槽にいる魚はコレクションというふうに認識する人も中にはいらっしゃいます。
しかし、魚は生き物であって感情があります。
同じ感情ある動物同士うまくコミニケーションとっていきたいですね。
こういったところが水槽の維持や魚の長生きに関わっているという事は言うまでもありません。
実は小難しいテクニックを使わなくても愛情込めてお世話をすれば魚というのは意外と長生きするもんなんですよ。(しかし、基礎を覚えるのが複雑すぎですが汗)
あんまりテクニックや難しいことばっかり考えずに、相手が感情がある生き物ということを認識しましょう。
そのコツとしては”もし自分が魚だったら?”と考えることです。
これは効果絶大ですよ。
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まとめ
音は見えない!
海の中は音の世界なのだ!
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