記事公開日:2018.8.9最終更新日:2020.8.29

ウロコアイザメの油脂が新型ワクチンに利用されているのだ!でも乱獲問題が・・・涙

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

ウロコアイザメの油脂は新型インフルエンザワクチンに利用できる!

 

ウロコアイザメとは深海にすむ小型のサメです。

 

しかし、ここがまた問題なのだが乱獲問題が問題視されている。

 

ウブカタ
まずはウロコアイザメについてご案内します。まとめで僕の意見を書かせていただきます。

 

水深200mより深い海にすむサメには油脂がある

photo by Brian Suda

 

深海サメの油脂(ゆし)・スクアレン

水深200mより深い海にすむサメの仲間は、〖スクアレン〗という良質の油脂を蓄えています。

 

サメは通常の魚が持っている浮袋がないので泳ぎ続けないと沈んでしまいます。

 

ところが、深海ではエサの量が極端に少ないため、エネルギー不足で動き続けることができません。

 

そのかわり深海のサメは、肝臓の中にスクアレンよいう油脂を大量に溜めこむことで浮力を得ています。

 

つまり浮けるのです。

 

なかでも、特にスクアレンの量が多いサメがウロコアイザメです。

 

スクアレンは今までどんなものに利用されてきた?

スクアレンは無色透明で無臭です。

 

なめらかで伸びがいいので塗り薬・保湿クリームなどに使われてきました。

 

現在では、精密機械の動きをなめらかにする潤滑油(じゅんかつゆ)などにも使われています。

ウロコアイザメの油脂が新型インフルエンザワクチンに有能だとわかった

新型インフルエンザワクチンに利用

そしてスクアレンはの画期的な利用法が新型インフルエンザのワクチンへの利用です。

 

ワクチンでは、ウィルスに対する免疫力をつけるために〖抗原(こうげん)〗とよばれる物質を体内に注射します。

 

このとき、薬の効果を高めるために一緒に投与する物質のことを〖アジュバント〗とよびます。

 

新しい研究で、深海ザメのスクアレンが新型インフルエンザワクチンのアジュバントとして優れていることがわかってきました。

 

化粧品から医薬品までさまざまな用途に用いられるスクアレン。

 

しかし、その陰で深海ザメの乱獲が問題になっています。

 

ウロコアイザメは、絶滅の危険が増大している種とされ、漁の規制も行われています。

 

しかし!

 

効果はイマイチです。(いくらでも悪い事に手を染める人間はいるもの・・・)

 

一刻も早くウロコアイザメに学んだ人工油脂の開発を急いでもらいたい。

ウロコアイザメ基本情報

分類 軟骨魚綱・板鰓亜綱・ツノザメ目・アイザメ科
生息 東大西洋・インド洋
生息環境 水深1000~1400mの深海
体長 1.5m前後

 

深海にすむ小型のサメの仲間です。乱獲により、国際的な捕獲制限がないことから乱獲が絶えず、個体数を減らしています。

まとめ

乱獲問題が心配されています。

ここで1度立ちとまり考えてみます。

確かにウロコアイザメの油脂は新型インフルエンザに有能である。

しかし、乱獲すれば本来の生息数は当たり前だが激減する。

それは生態系の破壊に繋がります。

確かに難しい問題。ウロコアイザメを乱獲すれば人々の命や不調はなくなるかもしれない。

しかし、自然では生息数は無限ではない。

つまり尽きる日がくるのだ。

それを今一度理解して行動していただきたい。

この仕事をしているとどうしても感情的になってしまう(当然でしょ?)

できればやめてほしいとすら思う・・・

この問題は長く見続けていきます。

 

 

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