記事公開日:2020.4.20最終更新日:2023.1.21

魚を干物にすると腐らない理由

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

魚を干物にすると腐らないのはなんで?

 

【結論】魚介類をそのまま放置してると、細菌・酵母・カビなどの微生物が発生します。そこで、魚介類の保存性を高めるために水分を抜くのが腐らせない方法です。

 

意外と使えるマメ知識!それではどうぞ!

魚を干物にすると腐らない理由

魚介類の保存性を高めるには水分を抜くのが一番

魚介類を生のまま保存する事は難しいと想像するのは難しくありません。

 

昔は遠くに流通させることができませんでした。

 

そのため干物・缶詰・燻製・かまぼこなどいろいろな加工品が発達しました

 

魚介類が腐敗する1番の原因は水分です。

 

水分と栄養分が豊富な食べ物は、細菌・酵母・カビなどの微生物の好物です。

 

そのため放っておけばたくさんの微生物が発生してしまいます。

 

魚介類の保存性を高めるためには水分を抜くの1番です。

 

魚介類は乾燥させることでと、アミノ酸・グルタミン酸などが凝縮し味が強くなります。

 

さらに、天日干しや陰干しなどの自然乾燥では自然の風味が加わり豊かな味になります。

 

干物の種類

・原料を水洗い調理をした後、そのまま乾燥させる素干し
・煮てから乾燥させる煮干し
・塩にかけてから乾燥させる塩干し

 

などいくつもの種類があります。

 

素干しは水分が抜けることで糖やアミノ酸が凝縮しますが、酵素によってうまみ成分のイノシシ酸が分解されてしまうので、うまみは減ります。

 

煮干しは加熱によって酵母の働きを止めるので、うまみ成分を残したまま長期保存することができます。

 

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まとめ

魚を干物にすると腐らない理由は、水分を抜いてるからです。

 

港町でよく見る干物の光景は理にかなった方法なんです!

 

 

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