
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
海水魚水槽・サンゴ水槽で底砂は何を選べばいいの?いっぱいありすぎてわからない!
【結論】ライブサンドがオススメです!
底砂とは水槽の底面に敷くサンゴ砂です。
ちなみに、ライブサンドとはミネラルたっぷりでバクテリア付きのサンゴ砂という事です。(下で紹介します)
さらに海水水槽でのおすすめ底砂おすすめBEST3をご案内します!
目次
海水水槽の底砂はサンゴ砂が最もベター
海水水槽はサンゴ砂がベター
通常、海水水槽はサンゴ砂を使用します。
あなたの水槽もサンゴ砂のはずです。
そもそもサンゴ砂とは何?
死んだサンゴが砂状になったのものです。
底砂って必要?
必須ではありません。
それも踏まえて・・・
僕は必要だと思います。
その理由は以下です。
① 見た目が綺麗になる
② ろ過の手助けに多少貢献している
③ 砂利がないと・・・生簀(いけす)水槽になる(笑)
④底砂がないと生きれない生体がいるから(ベラ・ベントス性ハゼ・貝・ヤドカリ・ナマコ等)
当然、マリブでは入れてます。
底砂の種類
サンゴ砂
一般的なサンゴ砂です。安定してしまえば長期間使用できます。
ライブサンド(オススメ)
簡単に言うと、ミネラルたっぷりでバクテリア付きのサンゴ砂という事です。
アラガライブがオススメ!下記のおすすめBEST3で詳しくご案内します。
オススメはライブサンド!
水槽の立ち上げが早くなる
底砂にバクテリアが棲み着くのでろ過サイクルを早く作りやすくなります。
もし、底砂が無い状態だったら水槽の壁面・ポンプに棲みつきはしますが、平らな場所では効果は期待できません。
底砂の様な形が均一でない形状のものにはすぐに住み着きます
バクテリア付きは有難い
バクテリアが元々、入ってるので上手く回せば当日に生体を入れる事も可能です。
知識は必要になりますが、ハードルは今の時代下がってると思います。
生きてる感じがする(笑)(重要)
貝殻の破片だったり、磯の良匂いだったりが感じれるのがライブサンドです。
なんとなく・・・底砂が生きてる感じがして僕は好きなんです。
ちなみに底砂の種類は何だってOKです。完全にお好みになります。
底砂の厚さ・大きさは?
底砂の厚さ
砂利の厚さは5㎝位にしてます。(5㎝とはあなたの小指くらい)
決まりはありません。
理由は、砂に潜る生体に最低限、ストレスを与えない事と、メンテナンスをしていれば、底砂ごと吸い取る事もありますので、1~2㎝だとすぐに底砂が無くなってしまうからです。
底砂の大きさ
①大きいのはダメです。
生体は底砂に潜れないし、大きいのはデコボコが少ないのでバクテリアの繁殖もしづらいです。
②小さすぎ(パウダー)もダメです。
一見、生体もスルッと入れそうだしよさそうですよね。
でも、ちょっとしたことで砂は撒き散らすしすぐに曇ります。
又、コケが生えやすい傾向にあります。(地質の問題か?)
パウダーはやめましょう。
これくらいがベスト!
BB玉を一回り小さくした感じがベスト!(わかりづらくてスミマセン!)
大きいのとパウダー状意外だったら何でもアリです(笑)
こんな水槽には底砂はいらない
チョウチョウウオ水槽
チョウチョウウオのみの混泳水槽に底砂は必要ありません。
チョウチョウウオは病気にとても感染しやすく、砂をまき散らかしたりして調子を崩すリスクを無くしていかなければいけません。
僕なら、巨大な殺菌灯をつけます。
※画像はトゲチョウチョウウオ
★チョウチョウウオ関連記事★
【サンゴ食べちゃう?】チョウチョウウオの口の形でプリプ食性か雑食性かを簡単に見分ける方法!
トリートメント水槽
トリートメント水槽とは、本水槽に入れる前に薬などで検疫するための水槽です。
ここに底砂は必要ありません。ライブロックもいりません(薬にライブロックは自殺行為です)
塩ビパイプを切って3コ位入れてあげましょう。
隠れ家がないとストレス過多で検疫の意味がありません。
餌付水槽
チョウチョウウオや一部のヤッコなど(ホシゾラヤッコ・ニシキヤッコ)餌付に苦戦するタイプは餌付水槽で人工餌に餌付かせる期間が必要です。
トリートメント水槽同様の環境にしましょう。
結局、底砂は必要だ!
いかがでしたでしょうか?
底砂についての重要性をショップの方やネットで情報を受け、難しく考えてしまってるかもしれません。
でも・・・
ぶっちゃけ!有っても、無くても、飼育は出来ます。
海水魚水槽におけるライトの考え方と似てるかな。
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でも、皆さんは観賞でアクアライフを楽しんでますよね。
ならば素直に敷きましょう!
ちなみに底砂が必須な生体も紹介しときます。
底砂が必要な生体たち
ベラ各種
ベラは砂に潜るタイプが多いです。ライブロックの隙間タイプもいますが、圧倒的に砂に潜るタイプが多いです。
大きいサンゴ砂には潜れませんよね?すると・・・
ストレスで拒食になり、わかりやすく痩せてしまいます。
海水魚は1度痩せるとほぼ復活しません。
くれぐれもご注意を。
例魚)
・イエローコリス
・ライムラス
・ツユベラ
・シロタスキベラなど
★ベラ関連記事★
チンアナゴ
混泳水槽では出てきません。単独水槽にしてください。
チンアナゴは意外に長いです。
10㎝~15㎝は欲しい所です。
★チンアナゴ関連記事★
ベントス性ハゼ
砂を口に入れる習性があります。
習性を変える事は絶対にできません。
砂の浄化役も担ってるので1匹は入れましょう。
★ミズタマハゼ関連記事★
貝類
貝は潜ります。知ってた?
砂の中も綺麗にしてくれてます。
本当に仕事熱心ですね。
海水水槽のおすすめの底砂BEST3
底砂についての基本知識が頭に入ったところで海水水槽でおすすめの底砂BEST3をご案内します!
アラガライブ(ライブサンド)

アラガライブ 基本情報
・バクテリアを付着させたアラゴナイトサンドです。
・水槽立ち上げ時に底砂として使用することで、アラゴナイト成分との相乗効果で水質を維持します。
・アラゴナイトの成分はpH、KH、カルシウム値を維持し、コケの発生を抑えます。
使用方法
・洗わずにそのままご使用ください。
投入量の目安
底砂の目安 | 60cm | 90cm | 120cm |
観賞魚中心の場合 | 2袋 | 3~4袋 | 5~6袋 |
おすすめする理由
バクテリア付きなので立ち上げ時に安心して使える商品です。
洗わなくていいので楽ですし、水質が安定するまで時間がかかりません。
マリブでは信用しているアラガライブの使用率が高いです。
1番おすすめです。
アラガライブ フィジーピンク 実際の写真
アラガライブ フィジーピンク ライブサンド 10lbs(約4.5kg)の実際の写真をお送りします!
では、フィジーピンクを水槽に入れてみましょう。
入れました。そうそう。この感じ。
手に馴染みしっとりしてるこの感覚。立ち上げだー!って気分になります。
異国の海の香り、バクテリアたっぷり、ほどよい砂の大きさ、フィジーピンクが僕は好きでおすすめです。
ライブロックを入れてみます。海水は入れてません。
目分量で入れたから正確にはわからないんですが、30㎝×30㎝×45㎝なので・・・8~9kgでしょう。
ライブロックとフィジーピンクって相性いいんです。感覚ですけど(笑)
ね?伝わらないか・・・(笑)
海水入れました。当たり前ですが、濁りが出てます。
ライト点けてみます。濁りは出ます。
コツはゆっくり海水を入れることと最高質のライブロックを使うに限ります。30分くらい経つともう少し濁り取れます。
フィジーピンクもイイ感じ。
3時間経つともう濁りはありません。
ライト点けてみるともっとわかりやすいです。
フィジーピンクは感覚的に一番”イイ感じ”になります(笑)
是非、体感してみてください。
おすすめです!
海水水槽が一気にイケてる感になります!是非、ご使用してみてください!
ライブリーフベース リーフ(ライブサンド)

ライブリーフベース リーフピンク 10kg 基本情報
・必須成分が豊富な高品質の天然アラゴナイトサンドです。
・数百万もの有効なバクテリアの力により、新規水槽の立ち上げ期間を短縮し、早期のサンゴ導入を可能にします。
・水槽のpHを8.2~8.3に安定させます。
・清浄な海水でパックされているので、使用前に洗浄する必要がありません。
・全ての海水魚とサンゴの飼育に最適です。
・マリン&リーフアクアリウムのためのプレミアムアラゴナイトサンドです。
・数百万もの有効なバクテリアの力により、新規水槽の立ち上げ期間を短縮し、早期のサンゴ導入を可能にします。
・また、高いレベルのカルシウムと炭酸塩を含み、サンゴの健康的な成長に必要不可欠な、pHとアルカリニティー(KH)の安定を長期にわたり維持します。
・全ての海水魚およびサンゴに最適で、ジョーフィッシュやハゼ、無脊椎動物など穴を掘る生物種や、サメやエイなど底生の生物を含む、すべての生物種に理想的な底砂です。
使用方法
・袋の海水ごと水槽内に投入し、水槽の底全面に平らに敷き詰めてください。
・洗わずにそのまま使用できます。
投入量の目安
砂の深さ | 30c㎡あたりの砂量 | |
通常の水槽の場合 | 2~4cm | 4kg |
深い砂床(DSB)の場合 | 8~12cm | 10kg |
おすすめする理由
サンゴ水槽の立ち上げや敏感な無脊椎類に向いています。
商品説明でも書いてますが、サンゴ導入の期間を早めてくれます。
ちなみに海水魚でも十分効果があります。
都会的なイメージがあります。
未洗浄 サンゴ砂

未洗浄 サンゴ砂 基本情報
- 海水魚飼育に適した底床用サンゴ砂です。
- pH降下を抑え、アルカリ性に傾ける働きがあります。
- 総硬度(GH)を上げる働きがあります。
- 生物濾過により、バクテリアを繁殖させ良好な環境をつくります。
- 底砂を敷くことにより魚が落ち着く環境を作ります。
- ライブロックを安定させるためにも必要不可欠です。
使用方法
ご使用の前には必ずよく水洗いをしてください。
投入量の目安
- 30cmキューブ水槽…厚さ1cmにつき約0.9リットル
- 45×30×30cm水槽…厚さ1cmにつき約1.3リットル
- 60×30×36cm水槽…厚さ1cmにつき1.8リットル
- 90×45×45cm水槽…厚さ1cmにつき約4リットル
- 120×45×45cm水槽…厚さ1cmにつき約5.4リットル
おすすめする理由
一番ベターなサンゴ砂です。
ライブサンドではないですが、非常に信頼しています。
使用前に十分洗って透明になるまで洗います。
バクテリア付きではないですが、安定してしてまえば長期間使用できます。
昔ながらのサンゴ砂でろ材としても使えるのもいいですね。
この商品も長らく使用しています。
※1L・3L・9L・20kgと選べます。
※1L・3L・9L・20kgと選べます。
※1L・3L・9L・20kgと選べます。
※1L・3L・9L・20kgと選べます。
※1L・3L・9L・20kgと選べます。
※1L・3L・9L・20kgと選べます。
★底砂関連記事★
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まとめ
・オススメはライブサンド!
・底砂の種類は何でもOK!
・大事なのは大きさだけです!
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