
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
なんでベラは砂の中に潜るの?
【結論】
水温が低下した冬に冬眠することが知られている(本能によるもの)
外敵に襲われたり、危険を察知した時の防衛本能
ベラは昼に活動する昼行性(ちゅうこうせい)です。ベラは何かに隠れて眠る習性がある魚です。
個人的に大好きな海水魚の種類です!
目次
ベラが砂に潜る理由
冬の水温低下の時期に冬眠することで知られている
温帯域にすむベラでも、冬の水温が低下した時期に冬眠することは古くから知られています。
その本能がベラには備わっているのではないかといわれています。(激しく同意。魚類学的にこれ以外考えられない)
自然のベラでも・・・
●砂から出てくる時は、夜明けよりも一定時間だけ早く砂の中から出てくる。
早寝早起きのスタイルを送っている海水魚です。
外敵に襲われたり、危険を察知した時に潜る
ベラを飼育したことがある方は、100%見てますよね。
例えば、メンテで手を入れた時などに「スッ!!!」と砂の中に潜る(隠れる)姿を。
主に、砂泥(さでい)や小石混じりのエリアに生息してるベラは、砂の中に潜ります。(下記の砂に潜るベラで紹介)
外敵を発見したり、危険を察知すると砂を舞いあげて瞬時に砂の中に潜ります。
舞い上がった砂は一瞬、相手の視界を遮る効果があるため、その隙に姿を砂の中に消して避難します。
水槽内でもこの行動は全く変わりません。
すごい能力!水槽内でも自然のサイクルをしばらくは送る
計測したことがあります
1度ツユベラで計測したことがあります。
潜る時・・・16時30分~45分
出てくる時・・・6時30分~40分
※カーテン越しに自然光が入ってくる環境です。
冗談抜きで・・・規則正しいんです!マジで狂わないんですよ(笑)
全てのベラが砂の中に潜るわけではありません。下記でお伝えします。
※ちなみに飼育方法は変わりませんのでご安心ください。いつも言ってますが、ベラは導入時期1週間~2週間でその後の生存率が変わります。つまり、導入時期を超えれば強い海水魚なのです。
規則正しい生活
そして、面白いことに水槽内でもしばらくは自然のサイクル通りの行動をします。
自分のいた海の日の出・日の入りに合わせた時間行動ですね。
【保存版】海水水槽に夜間照明は必要ない3つの理由でも書いてますが、夜間照明はいらないのです。
とにかく驚きの能力がベラにはあるのです。
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まとめ
水温が低下した冬に冬眠することが知られている(本能によるもの)
外敵に襲われたり、危険を察知した時の防衛本能
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