
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
淡水水槽の砂利を海水水槽に入れられるの?
新規のレンタルのお客様からご質問をいただきましたので解説させていただきます。
【結論】使用できません!死にます!
淡水で使用している底砂は海水水槽では使用してはいけない理由
淡水水槽の底砂は水質を弱酸性にしてしまう!海水は弱アルカリなんです!
多くの淡水魚は弱酸性の水質が適しています。
ソイル系などと呼ばれ市販されている底砂(そこずな)は、入れておくだけで水質を弱酸性にしますので淡水魚飼育ではピッタリです。
しかし!
海水水槽の水質は弱アルカリ性~アルカリ性です。
PH(ペーハー)が下がってしまうんです。
PH表
PH | 属性 |
~6.0未満 | 酸性 |
6.0~7.0未満 | 弱酸性 |
7.0 | 中性 |
7.0以上8.0未満 | 弱アルカリ性 |
8.0以上 | アルカリ性 |
つまり、淡水の底砂を使用すると水質が弱酸性になり弱アルカリ性の海洋生物は生きられないということになるんです!
海水水槽では常に弱アルカリ性(アルカリ性含め)にしなければいけません。
★関連記事★
海水魚・サンゴ水槽のPH(ペーハー)が下がってしまうお悩み解決!
海水水槽には“サンゴ砂”を使用しよう!
サンゴ砂はサンゴの骨格が自然に砕けたもので水槽に入れておくだけで水質を弱アルカリ性に傾けてくれます。
詳しくは、【おすすめ3選】海水水槽の底砂の選び方と重要性!に細かく書いてすので見てみてください。
★関連記事★
【砂利・底砂掃除】水槽プロホースクリーナーおすすめBEST3
まとめ
海水水槽に淡水水槽で使用していた底砂(そこずな)はいかなる理由があっても入れてはいけません!
海洋生物は弱アルカリ性の水質なので、淡水の底砂を入れると弱酸性になってしまう!
つまり、海洋生物の死を意味する!
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