記事公開日:2018.12.6最終更新日:2020.9.7

【海の役割】二酸化炭素の吸収

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

海の役割の一つに二酸化炭素の吸収があるんです!

 

ウブカタ
海好きな方・海水水槽が好きな方は目を通していただけると嬉しいデス!

【海の役割】二酸化炭素の吸収

そもそも二酸化炭素とは?

大気中に約0.03パーセント存在する無色・無臭の気体。
化学式はCO2。
水に溶けて弱酸性を示す。
生物の呼吸や火山の噴火、炭素や有機物の燃焼により大気中に放出され、植物の光合成により消費される。
工業的には石灰石の加熱分解により得られ、消火器・ドライ-アイスの製造のほか、広く化学工業で用いる。

 

ウブカタ
小学校の時に習いましたね?化学式はCO2です。

 

海の役割の1つに、二酸化炭素の吸収がある

二酸化炭素を水に溶ける性質があり大気中にある二酸化炭素が海水を通して海水に溶け込みます。

 

また海中の動物のエラから排出された二酸化炭素も海水に溶け込みます。

 

二酸化炭素が水に溶けると聞くと意外だと感じるかもしれませんが、夏によく飲むソーダ水などの炭酸飲料は、簡単に言えば、水に二酸化炭素を閉じ込めたものです。

 

二酸化炭素と言えば地球温暖化の原因として注目されています。

 

地球から宇宙に向かって放射される赤外線の一部を吸収しますので、大気中二酸化炭素が増えれば地球の平均気温が上昇するという仕組みです。

 

同じ体積にして比べた場合、二酸化炭素の温室効果ガスとしての効果は、メタンの約20分の1、フロンの数千分の1で、それほど高いものではありません。

 

それでも大気中にはフロンの数百万倍量の量の二酸化炭素が存在していますので、温室効果ガスとして十分な働きがあるといえます。

 

大気中の二酸化炭素は、陸上の植物によって吸収されて光合成に使われます。

 

そのほかに海水に溶けることによって大気中での存在量を減らしています。

 

一般的に二酸化炭素は海水に溶けると、炭酸イオンに変化し、サンゴや海藻の光合成に使われたり、貝などの石灰質の成分をもつ生物の成長を増進させます。

 

また、海水の中のカルシウムと結合して石灰岩となり海底に取り込まれます。

 

しかし、いくらでも水に溶けるというわけではありません。

 

大気中の炭酸ガスの濃度によって溶ける量は決まっています。

 

大気中の濃度が上昇すると、溶ける量が増えます。

 

その結果、海水の酸性度が上がり、生き物が死んだりするなどの可能性が指摘されています。

 

また海水から大気に二酸化炭素が戻されることも十分に考えられることです。

 

そして、海水の温度が変化すれば、溶ける二酸化炭素の量が変わり、海水温が高ければ溶ける量が減ってしまうのです。

 

現在、人間の活動によって大量の二酸化炭素が大気中に放出されています。

 

二酸化炭素はまだ海水に十分に溶け込むことができると言われていますが、気温や海水温の上昇が進めば、飽和状態に達するまでの時間が早まります。

 

そうなれば・・・さらに気温や海水温が上昇しやすくなり悪循環につながる可能性があります。

 

船舶や火力発電所から排出される二酸化炭素を海中に溶解させたりして、大気中から減らそうとする動きがありますが、そもそもの二酸化炭素の排出そのものを減らすことが最も大切ということを忘れてはいけません。

 

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まとめ

海はなにかと嫌われる二酸化炭素(CO2)を吸収してくれる役割を果たしている!

しかし、そもそもの二酸化炭素を減らさなければ解決には至らない。

 

ウブカタ
海と二酸化炭素。もっと考えましょう。海水水槽の考え方はすべて海から学べます。

 

 

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