こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
食塩で海水魚の飼育はできるの？
こんな疑問はありませんか？
【結論】
食塩では海水魚並びに海の生き物すべてを飼育することはできません。
何故ならば、食塩には生き物が生きていくのに必要な微量元素が入っていないからです。
人工海水又は天然海水を使用してください。
海水魚をはじめて飼育するときや全く頭に情報がない状態だと食塩を溶かしてそこに魚を入れられるのかな？と思いますよね。
残念ながら、食塩で生き物を飼育することはできません。
その理由と最も手軽な人工海水についてご案内していきます。
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【プロ厳選】おすすめ人工海水10選！選び方・特徴・使い方完全解説！
目次
人工海水と食塩の違い
食塩とは？
海水を煮詰めるとできる白い結晶が塩です。
塩をサラサラになるまで乾燥させて、食用としたものを食塩と呼びます。
正体は塩化ナトリウム(NaCl)という物質で、 しょっぱい味は塩化ナトリウムだけがもつ味 です。
海の生き物が生きていくにはミネラルやビタミンが必要不可欠です。
これらが、食塩には入っていません。
人工海水とは？
人工海水は自然の海の成分が入った塩のことです。
人工海水・天然海水すべてに海の生き物が生きていくビタミン・ミネラル・微量元素が豊富に含まれています。
塩化ナトリウム(NaCl)という物質は食塩と同じで入ってますが、それ以外にビタミン・ミネラル・微量元素が豊富に入っています。
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食塩で海水魚を飼育できない理由
【これに尽きる】食塩には生き物が生きていくのに必要な微量元素が入っていない
人工海水・天然海水にはさまざまなミネラル・ビタミン・微量元素が入っています。
例）
海水の主要成分は、塩化ナトリウム(NaCl)です。
次に塩化マグネシウム→硫酸マグネシウム→塩化カルシウム→塩化カリウムの順です。
マグネシウムやカルシウムはサンゴが消費しますので添加剤で補充する必要性も納得できるはずです。
そして、ヨウ素は海水魚・サンゴが不足になりがちで不足しすぎると病気になりやすくなります。
ヨウ素は、【海水魚・サンゴ】水槽ヨウ素おすすめ３選！効果・殺菌など完全解説！をどうぞご覧ください。
※人工海水・天然海水の主要成分
塩化ナトリウム
塩化マグネシウム
硫酸マグネシウム
塩化カルシウム
塩化カリウム
硫酸ナトリウム
ヨウ素
ストロンチウム
ホウ素
モリブデン
銅
アルカリ度
※各種微量成分・緩衝材（かんしょうざい）・ph調整剤など
上記のように海の生き物を飼育する際に使う人工海水・天然海水には豊富に含まれています。
食塩には生き物が生きていくのに必要な微量元素が入っていないので飼育できません。
おすすめの人工海水は、【プロ厳選】おすすめ人工海水10選！選び方・特徴・使い方完全解説！をどうぞご覧ください。
ポチップ
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※【番外編】人工海水の量は適当に入れてはダメ！比重計で必ず比重を計測しよう
ただ、やみくもに水に人工海水を溶かしても海洋生物は死んでしまいます。
わかります！！
そこですよね？
難しいと思うところが・・・
ただ、全然難しくありません。
生体に合わせた比重の基準値に合わせればいいだけなのです。
海水魚飼育なら1.018～1.023の間ならOK。（貝・ヒトデ・エビなどもOK）
サンゴ（イソギンチャク）飼育なら1.023～1.025でOK。
上記の比重に合わせればいいだけです。
おすすめの比重計は、プロが選ぶおすすめ比重計9選！アナログ＆デジタル＆ガラス完全網羅！をどうぞご覧ください。
サンゴ・イソギンチャクなどの無脊椎動物を飼育しないなら、1.018～1.023の間にしておけば問題ありません。
比重計の使い方は、【完全版】海水水槽の比重計の使い方！注意点や校正方法など完全解説！をご覧いただければ写真付きでわかりやすく解説しています。
ポチップ
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まとめ
難しいことは忘れてこれだけ覚えて帰ってください。
食塩には海の生き物が生きるために必要なビタミン・ミネラル・微量元素が入っていないので飼育はできない。
これ以上の説明のしようがございません。
海の生き物を飼育する際は、人工海水・天然海水を使用してください。
おすすめの人工海水は、【プロ厳選】おすすめ人工海水10選！選び方・特徴・使い方完全解説！をどうぞご覧ください。
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