こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
水流ポンプは夜はどうしたらいいの?止める?弱める?
こんな疑問はありませんか?
【結論】そのままいじらずに稼働させ続けてください。
水流ポンプを夜間に止めたり、弱めたりすると酸欠になる可能性もあります。
水槽環境下では規則的なリズムがあったほうが海洋生物は長期飼育できます。
気になる方も結構、いらっしゃるテーマですね。
それでは詳しく見ていきましょう。どうぞ!
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目次
海水魚水槽で水流ポンプは夜はどうしたらいいのか?
そのままでOK
そのまま水流ポンプはなにもいじらずに付けたままでよいと思います。
理由は、水流をわざわざ止めたり、調節する必要がないからです。
同じリズム・同じ水流のほうが水槽飼育下では海水魚に向いています。
サンゴ・イソギンチャクなど無脊椎動物でもそのままでOK
一部のデリケートなサンゴ以外は上の海水魚と同じで問題ありません。
この一部というのも人によって、環境によって変わるので断定はできません。
私の経験上、いじる必要性は感じてません。
水流ポンプをOFFにしたり、弱めたりするメリットはあるのか?
夜に水流ポンプをOFFにした場合
それこそ酸欠になる可能性があります。
オーバーフローシステムならその可能性は低いですが、特に外部フィルターでは酸欠になる可能性があります。
外部フィルターについては、【プロ厳選】海水水槽のおすすめ外部式フィルター3選!選び方やメンテナンス方法まで完全解説!をどうぞ。(酸欠防止を詳しく解説しています)
昼間は水槽内に水流が漂い、水面も波立たせていれば十分な酸素供給になります。
ところが、夜の時間帯に水流ポンプをOFFにしたら単純に酸欠になることが予想されます。
そのまま水流ポンプは稼働させ続けたほうがよいに決まっています。
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水流を弱めた場合
経験上、変化はありませんでした。
水槽という限られたスペースで適応していくのが海洋生物です。
サンゴ水槽で試験的に使用したことがありますが、常時同じ水流でも違いはありませんでした。
あまり、プログラム機能は好んで使用しません。(私は)
そもそもなんでコントロール付きの水流ポンプがあるのか?
一部のサンゴの長期飼育のため
一部のサンゴ飼育のためにコントローラーで水流の強弱パターンや休止モードなどさまざまなプログラムが今の水流ポンプでは販売されています。
有名なやつでは、ボルクスジャパン VestaWaveでしょう。
詳しくは、【おすすめ3選】海水魚・サンゴ飼育の最強水流テクニック!初心者必見!をどうぞ。
元々は、サンゴ飼育のために制作された経緯があります。(そう聞いてます)
ただ・・・別にそこまでこだわらなくても飼育はできるかと・・・笑
サンゴに関しては水流が弱いよりも明らかに強いほうが調子を崩します。
ちなみに水槽壁面に気泡が付いたら水流が強い合図です。
だったらほどよい水流の位置と角度を見つけ調整してそのまま稼働させたほうが楽ですよね。
楽というか、プログラム機能を使うほどの事態になったことがないです。
こだわりたい方には強い味方になります。
デリケートなサンゴの飼育・飼育者の考え方が反映されるシーンですね。
ただ使用経験は当然ありますが、プログラム機能の必要性は感じませんでした。
海水魚もサンゴもイソギンチャクも貝もヒトデもエビも。
そのまま稼働させ続けたほうが生体のリズムも整います。
魚は夜の水流でストレスを感じないか?
砂を巻き上げるほどの強い水流でない限り、大きな問題になることはありません。
限られた水槽という収容物で上手に適応していきます。
何故なら、海洋生物は一定の安定したリズムを好むからです。
海は膨大なため水温変化も水質変化も少ないです。
しかし、水槽に入ったとたん水温もバラつきがあったり、水換えをしていなかったりとするから海の生き物たちはコロッと死んでしまうのです。
海はあらゆる方向から水流がありますが、水槽では同じ水流の向き・強さで問題ありません。
毎日、同じリズムで夜間は水流を弱めるなどをすれば問題ありませんが、そこまでするメリットを私は感じていないのでそのまま水流ポンプを稼働させ続けてます。
夜に水流がストレスではないかということですが、そしたら夜中にコッソリ水槽を覗いてみてください。
・ライブロックの隙間で眠る魚(ほとんどの魚がこのタイプ)
・ライブロックの下に縄張りを作って眠る魚(ほとんどの魚がこのタイプ)
・水槽の端でゆっくりユラユラしながら眠る魚(クマノミ類に多い)
・水槽の中流付近でジッとして眠る魚(テンジクダイ科)
・底砂に潜って眠る魚(砂に潜るタイプのベラ)
・なにかに捕まりながら眠る魚(タツノオトシゴ)
などなどいます。
さらに詳しいことは、海水魚の睡眠&寝方!をどうぞ。
彼らが上記のようにしていれば問題ありません。
※ちなみに次の日にも覗いてみてください。同じ場所で眠ってるはずです。
これが縄張りが確定してる証拠です。
うまいこと適応しますのでご安心ください。
餌やりも毎日同じ時間に与えればその時間に近づくと魚たちは舞う
生物である以上、ある一定パターンの行動を繰り返すことによって記憶の中に【また今日もココからだろ!】と思いこむ様になります。
これは、魚にとって精神的に楽になります。
詳しくは、【やり方】海水水槽でエサは定位置であげなければいけない理由!をどうぞ。
あなたが水槽の右側でエサを1週間同じ時間に与えれば、直に水槽の右側付近に同じ時間に早くくれ!と言ってるかの様に、泳ぎ回るようになります。
不規則でエサをもらうよりストレスを感じる事は少なくなります。
エサも同じ時間帯に与えると、体内リズムを整えやすくなり、免疫力の低下や病気にかかりにくい体になります。
つまり、規則的な生活こそが長期飼育のコツなのです。
水流ポンプは常時、そのままで全く問題ありませんので安心してください。
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まとめ
夜に水流ポンプを止めたり、弱めたりする必要はありません。
仮にするなら、毎日同じリズムでしないと調子を落とすと思います。
ただし、休止したり弱めたりすることは酸欠になる可能性がありますのでご注意ください。
特に水流ポンプを上向きして水面が波立たせていたなら尚更、酸欠に注意しましょう。(水流ポンプの付け方はこれがベストです)
それでは夜の時間帯でも彼らの物語は作られてるマリンアクアリウムを楽しんでいきましょう。
おすすめの水流ポンプは、【おすすめ掲載!】海水魚・サンゴ飼育の最強水流テクニック!初心者必見!をどうぞご覧ください。
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