
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
海水魚が病気になる原因は水温変化です!
水槽容量の2ランク上のヒーターを使用すれば、安心はできます。
しかし、それだけでは不十分。
たまにアドバイス訪問で水槽を拝見すると、ヒーターの位置が上だったりに設置してることがあります。
実は水槽内では正しいヒーターの置き場所があるんです。
目次
正しいヒーターの置き場所
お風呂から学ぶ水槽内の水温
お風呂を思い出してください
よく子供の頃にお母さんに『お風呂かき混ざしといて!』と言われましたよね?
あれはどういう意味なんでしょう?
お母さんは、お風呂の水温をまんべんなく同じ温度にしようという事ですよね。
そしてかき混ぜると・・・アラ不思議!
お風呂の水温が一緒になりました。
逆にかき混ざさなかった時を思い出してください。
下の方が冷たかったですよね?
あれは何故なのか?こういう原理が働いてます。
水は冷たくなると密度が増して、重くなります。
だからお風呂の下の方が冷たいのは理にかなった自然現象なのです。
それは水槽でも同じ理屈です。
図で表すと・・・
こうなります。
冷たい水は下にいきます。あなたの水槽はこうなっていませんか?
手を突っ込むとわかると思いますよ。
ヒーターを上に設置すると、【上の方だけ温まってしまう】
温かい水のほうが冷たい水よりも、同じ体積あたりの重さが軽いので上にいきます。
このヒーターの設置は無意味ですので今すぐに水槽下部に設置し直しましょう。
そうすれば水槽内の水温は上にいくわけですから全体的に統一できるわけです。
もうおわかりですよね?
ヒーターは下の方に設置しなければ意味はない!
シンプルな話です。下の方に設置すればいいんです。
ただ下に設置すればいいんです。
小型水槽を例にしてますが、どんな水槽サイズでも同じ理屈です。
こんな方々は要チェックです!
●海水魚初心者の方
●淡水魚から海水魚にチェンジした方(要注意です!淡水魚と海水魚は違う生き物を飼育してると思ってください。)
●飼育が上手くいかない方
ろ過層の場合(オーバーフロー水槽)
これでOK!砂利(サンゴ砂)を敷かないのでそのまんまくっつけちゃいましょう!
お風呂をかき混ぜる行為を水槽内でする方法
ここで登場してくるのが、水流ポンプです。
できればまんべんなく海水を循環させたいわけです。
これをすれば晴れてあなたの水槽内は綺麗に循環して魚が生きやすい環境になるのです。
【おすすめ掲載!】海水魚・サンゴ飼育の最強水流テクニック!初心者必見!←コチラを参考にしてください。
まとめ
ヒーターは容量を大きくしただけでは不十分です。
小さな知識ですが、冷たい水は下に溜まるという原則を
理解しましょう。
ヒーターは水槽下部に必ず設置して、水流ポンプで循環させましょう。
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