カスピ海は海?湖?

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

カスピ海は海?湖?

 

ウブカタ
カスピ海は海なのか?湖なのか?は国際問題となっています。

 

カスピ海は海?湖?

カスピ海とは?

カスピ海の周囲をロシア・カザフスタン・トルクメニスタン・アゼルバイジャン・イランの5カ国が取り囲んでいます。

面積は約37万平方キロメートルで日本とほぼ同じ広さです。

外へのつながりは黒海に通じる運河があるだけです。

周囲を陸地に囲まれているのだからやはり湖ではないのか?

 

ウブカタ
普通に考えたら湖ですね・・・

 

陸地なのにカスピ海と呼ばれてきた理由

明らかに陸地ですよね~。

それなのにカスピ海と呼ばれてきたのはなぜなのでしょうか。

それは、その昔にカスピ海が黒海とつながっていたからです。

 

実際、カスピ海の水は、通常の海水の3分の1ほど塩分が含まれています。

 

 

問題が複雑なのは、「海」か「湖」かで国際上の権利が大きく異なるから

問題を複雑にしているのは海か湖かで国際上の権利が大きく異なるからです。

海ならば・・・そこに領海の概念が発生するので、産出した天然資源はその沿岸国の資源資産となります。

 

湖ならば・・・沿岸国の共有財産となるのです。

 

カスピ海周辺にはは大きく変化してきた歴史があります。

 

まだロシアがソビエト連邦時代に、カスピ海を囲む国はロシアとイランの2か国だけでした。

 

その時はロシアもイランもカスピ海を水「湖」として認識していたので、国境は確定していなかったものの、ソビエト連邦とイランの間には問題は生じませんでした。

 

しかし、1991年にソビエト連邦が崩壊して、カザフスタン・トルクメニスタン・アゼルバイジャンが誕生してカスピ海を囲む国が5カ国になりました。

 

その時にカスピ海の資源探索が盛んになりました。

 

それまで、カスピ海の資源といえば、チョウザメとキャビア(チョウザメの卵)くらいでした。

 

それをめぐって争うほどの事態は起こりませんでした。

 

海底から石油が産出されてから激しく争われることに・・・

●自国に海底産出がありそうな国は、「海」を主張

●自国に海底産出がなさそうな国は、「湖」を主張

 

それぞれ主張し始めました。

 

カザフスタン・トルクメニスタン・アゼルバイジャンの3カ国は、海洋探査を行い、自国の沿岸の沖合に油田がありそうなことを発見しました。

 

そこで、「カスピ海は海である」と主張し領海宣言をしたのです。

 

この時、ロシア沿岸には油分の兆しが見えず、イランも海洋探査の技術がなかったことから、両国は「カスピ海は湖である」と主張して譲りませんでした。

 

ところがロシアは、1998年に自国の沿岸で油田がありそうなことが判明すると、それまでの主張を変えて、「カスピ海は海である」と宣言しました。

 

こうして現在5か国のうち4カ国が「カスピ海は海である」と主張しています。

 

まとめ

カスピ海は海なのか?湖なのか?

 

ウブカタ
未だに答えは出ていません・・・

 

 

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