こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
クラゲしか生き物がいない楽園があるのをご存知ですか?
その場所が、パラオにあるジェリーフィッシュレイク
タコクラゲしかいません!
美味しそうな名前ですね(笑)
湖といっても、海水と淡水が混ざり合う汽水の湖です。
汽水湖と言っていいでしょう。(細かすぎますか笑)
目次
クラゲしかいない驚きの湖・ジェリーフィッシュレイク
ジェリーフィッシュレイクとは?
photo by Amy Nelson
●ジェリーフィッシュ=クラゲ
●レイク=湖
ジェリーフィッシュレイクはクラゲしか生物はいません。
クラゲに触れずに泳ぐのは絶対無理!というくらいクラゲだらけの湖です。
ここにるクラゲは全て【タコクラゲ】です。
photo by Riza Nugraha
ジェリーフィッシュレイクはどこにある?
マカラカル島はコロール島とペリリュー島の間に位置し、200-300の無人島からなるロックアイランドを構成する島の一つである。
ロックアイランドには約70の塩湖があるが、ジェリーフィッシュレイクはその中で最も有名な観光地の一つで、数百万匹ものクラゲが湖を周期的に回遊することで知られている。wiki引用
パラオ!
タコクラゲに毒はないの?
photo by denAsuncioner
通常のタコクラゲは毒があります。
クラゲの触手(しょくしゅ)には刺胞毒(しほうどく)があり、触れると危険なのは、ご承知だと思います。
刺胞毒は、天敵から身を守るためや、捕食のための生きる為に必要不可欠な機能です。
しかし!
ジェリーフィッシュレイクに生息するタコクラゲは毒がありません。
何故ならば、この湖にはカメや魚といった、クラゲを捕食する天敵がいません。
そのため、長い年月をかけて、刺胞毒(しほうどく)は退化したのです。
なので、ジェリーフィッシュレイクでは普通に水着で泳げます。
毒に刺されないってスゴイね!
クラゲ以外に生き物がいないのにどうやってエサを食べてるの?
photo by amanderson2
ジェリーフィッシュレイクにいるタコクラゲはサンゴと同じエネルギー補給
タコクラゲの体内には褐虫藻(かっちゅうそう)が共生しています。
彼らは、体内に褐虫藻を取り込み、褐虫藻の光合成によって生まれたエネルギーを利用して成長しているのです。
サンゴじゃん!
また褐虫藻もタコクラゲが排出する二酸化炭素を利用して光合成します。
つまり、タコクラゲはエサの心配をすることなく、このジェリーフィッシュ=レイクで暮らしていけるのです。
当然、光合成には太陽の光が欠かせません。
タコクラゲたちは時間によって、湖のなかで、太陽光があたっている部分を求めて移動します。
自分で移動するところだけはサンゴではないですね(笑)
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まとめ
ジェリーフィッシュレイクとは、クラゲの湖!
ここのいるタコクラゲには毒がない!
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