こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
日本に生息するタツノオトシゴ全種類一覧!
全部で6種類です!
本当に魚!?という見た目のタツノオトシゴ(属)ですが、ガッツリ魚です!
そんなタツノオトシゴ(属)は日本に6種類生息してるんです!
それではご紹介します!どうぞお楽しみください!
目次
タツノオトシゴとはどんな魚?
photo by Romain Guy
タツノオトシゴとは?
トゲウオ目ヨウジウオ科の海水魚。
世界の熱帯から温帯の浅い水域に生息し、45種類ほどが発見されています。
全長 8cm内外。形態,色彩とも個体変異に富むが、胴の部分は側扁(そくへん)し、尾は長く物に巻きつけるようになっている。
頭部は胴部にほぼ直角に曲り、ウマの頭部を思わせる形をしている。
後頭部にある頂冠(ちょうかん)は高い。
雄の腹部に育児嚢(いくじのう)があり,雌はこの中に産卵する。
卵は育児嚢中で孵化し、親と同じような形にまで成長してから外へ出る。
海藻の多い沿岸や内湾にすむ。
日本各地の沿岸に分布する。 byブリタニカ国際大百科事典参照
見た目は魚っぽくないけどガッツリ魚です!!
オスの出産が有名だが実際には産んでいるように見えるだけ
photo by Brian Uhreen
オスの腹部には育児嚢という袋があります。
メスはその育児嚢に産みつけてるのです。
つまりオスは産卵場所を貸しているという状態です。
詳しくは【わかりやすい】なぜタツノオトシゴのオスは出産するの?をどうぞ!
タツノオトシゴという名前の由来
おとしご=「落とし子」で、身分の高い人が正妻でない女性に産ませた子のこと。
日本に生息するタツノオトシゴ全種類一覧
タツノオトシゴ
photo by moonjazz
名前 | タツノオトシゴ |
分類 | トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属(30種類ほどと言われる) |
生息地 | 北海道~九州。朝鮮半島南部。 |
体長 | 18㎝前後 |
特徴 | 尾ビレはなく、頭部と躯幹部(くかんぶ)の両体軸はほぼ直行する。躯幹輪数(くかんりんすう)は10。尾輪数(びりんすう)は37~40。頂冠(ちょうかん)はとても高くて目立つことなどが特徴。 |
タカクラタツ
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名前 | タカクラタツ |
分類 | トゲウオ目・ヨウジウオ科・タツノオトシゴ属 |
生息地 | 青森県・茨城県以南の太平洋岸、山口県以南日本海岸・沖縄~台湾・韓国近海・東インド・西太平洋。 |
体長 | 15㎝~22㎝前後 |
特徴 | 尾ビレはなく、頭部と躯幹部(くかんぶ)の両体軸(りょうたいじく)はほぼ直行する。躯幹輪数(くかんりんすう)は11。尾輪数(びりんすう)は38~43。胸ビレは16~19軟条で、背ビレは18~22軟条。頂冠はとても低くて不明瞭であること、躯幹部(くかんぶ)の背側面(はいそくめん)に3個の暗色斑(あんいろむら)が並ぶことなどが特徴。 |
オオウミウマ
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名前 | オオウミウマ |
分類 | トゲウオ目・ヨウジウオ科・タツノオトシゴ属 |
生息地 | 伊豆半島以南。~インド・西部太平洋。 |
体長 | 25cm(タツノオトシゴ属の中で最も大型) |
特徴 | 本種はタツノオトシゴ属の中で最も大型になり、25cmほどまでに成長する。 尾ビレはなく、頭部と躯幹部(くかんぶ)の両体軸(りょうたいじく)はほぼ直行する。 躯幹輪数(くかんりんすう)は11。尾輪数(びりんすう)は39~41。胸ビレは17~19軟条で、背ビレは17~19軟条であることなどが特徴。 |
イバラタツ
photo by prilfish
名前 | イバラタツ |
分類 | トゲウオ目・ヨウジウオ科・タツノオトシゴ属 |
生息地 | 伊豆諸島・相模湾以南の太平洋岸・琉球列島。~台湾、インド太平洋域。ハワイ諸島 |
体長 | 10㎝前後 |
特徴 | タツノオトシゴの仲間は体輪(たいりん)の数や背ビレ・胸ビレの軟条数(なんじょうすう)を数える必要があるものなどおり、同定は難しいが、本種には体輪に長く鋭い棘があるという特徴があり、他の日本産タツノオトシゴ類と区別しやすい。高さ10cmを超える。 |
サンゴタツ
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名前 | サンゴタツ |
分類 | トゲウオ目・ヨウジウオ科・タツノオトシゴ属 |
生息地 | 函館~本州西部。中国・ベトナム |
体長 | 8㎝前後 |
特徴 |
沿岸域や浅い内湾の藻が多い場所に多く、日本産のタツノオトシゴ類としては最も小さい。本州中部では春から秋が産卵期で、雄の育児嚢(いくじのう)の中に卵を産み付ける。孵化後もしばらくは育児嚢の中で保育され、8mmほどになると産出される。稚魚は内湾の流れ藻に付いていることが多い。 |
エンシュウタツ
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名前 | エンシュウタツ |
分類 | トゲウオ目・ヨウジウオ科・タツノオトシゴ属 |
生息地 | 不明 |
体長 | 不明 |
分類 | 不明 |
タツノオトシゴの飼育難易度は高め
・水質悪化に敏感(この種は本当に敏感)
・混泳が限定される(おとなしいため、同種などはOKなので配慮が必要)
丁寧に丁寧に細かくマメにメンテナンスをできる人が飼育するべき種類とプロ目線では思います。
水質検査はマメにお願いします。
試薬全種類→【各メーカー全掲載】おすすめ水質測定の試薬まとめ!アンモニア・PH等すべて!
水質には敏感ですので殺菌灯があると非常に安心です。
殺菌灯→【プロ解説】海水水槽おすすめ殺菌灯BEST3!効果・必要性・選び方などを説明!
まず、人工餌は個体にもよりますが、難しいかと思います。
冷凍餌・生餌で餌付けをしていきましょう。
冷凍餌→【プロのおすすめ】海水魚の冷凍餌種類別一覧!コペポーダ・ブライン・ホワイトシュリンプ
生餌→【プロおすすめ】海水魚の『生餌』種類別一覧!魚・エビ・貝など全網羅!
人工餌→【プロ推薦】海水魚の人工餌おすすめ5選!種類・形状・選び方など完全解説!
さまざまな魚が舞い泳ぐ混泳水槽にも向いてません。
単独水槽がベストです。
入れるとしても同じ食性の魚になります。(性格はどれもゆっくりしてますのでご安心ください。)
やむを得ない場合は、隔離ケースかセパレータ―を使用しましょう。
隔離ケース→【プロ推薦】水槽おすすめ隔離ケース16選!お役立ち情報盛りだくさん!
セパレータ―→【セパレータ―】水槽のおすすめ仕切り板3選!
【タツノオトシゴ】世界一遅い魚!1時間泳いで150㎝しか進まない・・・
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まとめ
●タツノオトシゴ
●タカクラタツ
●オオウミウマ
●イバラタツ
●サンゴタツ
●エンシュウタツ
この6種類のタツノオトシゴ属が日本には生息しています!
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