
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
左ヒラメで右カレイ♪
はい!覚えてください!
左(ヒダリ)ヒラメで右(ミギ)カレイです。
ヒヒで覚えちゃってください(笑)
ヒラメとカレイをよ~く見たことありますか?
スーパーで見てみてください!
そう!寄り目なんです!
不思議ですね~可愛いですね~(笑)
目次
ヒラメ・カレイが寄り目の理由
片側の目を反対側へ移動させる離れ業
同じような環境で暮らしている魚たちの目は通常通り横についてます。
例)
・ミズタマハゼ
・カエルアンコウ
・チンアナゴ
みんな目は横に向いています。
何故、ヒラメ・カレイは片側の目を海底側にくっついてるのか?
進化の過程という説が有望です。(海水魚あるあるの謎が多い)
産まれた時は寄り目じゃない!
寄り目になる過程
①ふ化後約3日目
②ふ化後約10日目
③ふ化後15~20日目で目が移動する←少しづつ目の移動が行われる!
④ふ化後1カ月で海底生活に入る←完全に寄り目になる!
産まれて20前後で少しづつ目が移動して、1カ月前後で完全に寄り目が完成!
片側の目によるメリット
獲物を至近距離で捕えられる
ヒラメは素早く獲物を捕えます。
そのためにも都合が寄り目の方が都合がいいのです。
カレイはゴカイなどの虫類を食べますが、ヒラメと同じ理由です。
隠れながら獲物を確認できる
砂の色と、体色が同じに見えて疑似行動をしています。
獲物に気付かれることなくバクンッといくわけです。
まさに自然での本能ですね。
ヒラメとカレイの見分け方
見分け方① 左ヒラメで右カレイ
左ヒラメで右カレイは有名なので聞いたことがあるかもしれません。
前を向けて・・・
・左側に両目があるのがヒラメ
・右側に両目があるのがカレイ
解りにくい場合、背中を手前にして尻尾を持ってぶら下げた時に目が左に寄っているのがヒラメ、右に寄っているのがカレイと見分けると確実です。
見分け方② 口
カレイ・・・口が小さく、歯が細かくギザギザしていて小さい
ヒラメは肉食性の魚で、小魚や甲殻類、貝類が主ですが、成長してからは小魚が主食となります。
カレイも肉食性の魚で小魚も食べますが、ヒトデやエビやカニのような海底の無脊椎動物、砂の中の小さな虫が主食となります。
ヒラメ&カレイの飼育方法
ヒラメの飼育
ろ過は通常ろ過で問題ありません。
しかし、単独水槽です!
肉食食性だから他の魚が食べられちゃいます!
ヒラメの幼魚なら飼育した事ありますが、とってもカワイイですよ!
何と言っても、餌付けが最大の難関でしょう。
こんな順番なら餌付くかもしれません。
①魚の切り身
②活きエビ
③クリル
④人工餌
果てしなく長いし、餌付くかどうかは個体次第・・・。
カレイは見た事ないですが、ヒラメの幼魚ならたま~にショップで販売されてるかも!(横浜ではちょこちょこ見るよ!)
カレイの飼育
ろ過は通常ろ過で問題ありません。
カレイは普段、ゴカイなどの虫類を食べてます。
なので、混泳はできなくはないでしょう。
エサは、マムシ・アオイソメが妥当でしょう。
しかし、人工エサには見向きもしないでしょう。
生餌は水の劣化スピードが早くなるから水換え頻度を増やさないと、ポツポツと生体が死んでいってしまうでしょう。
僕なら100%単独水槽で飼育します。
カエルアンコウやウツボと考え方は一緒です。
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まとめ
産まれて20日前後で少しづつ目が移動して、1カ月前後で完全に寄り目になる!
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