北極・南極の魚はなんで凍らないの?だって水温は平均-2℃だよ!

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

南極・北極の水温は-2℃で激寒なのに魚は凍らないの!?

 

これ、普通に知りたくないですか?

 

ウブカタ
水槽を飛び出て遥か南極の海の謎を巡るツアー発車で~す。

 

冷温と魚の基本情報

そもそも、真水と海水の凍る温度は違う

 

●真水は0度で氷になります

●海水は-1.8度で氷になります

 

何故、海水の方が氷になるまで耐えられるのか?

 

その理由は、海水には塩分が含まれてるからです。

 

純粋な水は、他の物質を含んでいませんので0℃で氷になり始めます。

 

しかし、海水は3%の塩分を含んでいます。

 

0℃になっても塩分が水の結晶を邪魔しているから-1.8℃まで凍りません。

 

魚が凍る水温は-0.8℃

魚は-0.8℃でカチンコチンに凍ります。

 

あれ?じゃあ海水が氷になる前に死んじゃうじゃん?

 

上で述べた通り、-1.8℃で海水は凍るんでしょ?

 

そうです。

 

物理的に海水が氷る前に魚は凍死します。

 

いやいや、じゃあ南極・北極の魚全滅じゃん!

 

そう思いますよね?

 

ここからが、面白いところです。

南極・北極の魚の特殊機能

過冷却状態で凍死を免れてる

極海に住む魚たちが凍らない仕組みの1つに体内に氷結できない機能が備わっています。

 

これがいわゆる過冷却状態です。

 

過冷却状態とは、変化するべき温度以下でもその状態を変化しないでいる状態を指します

 

つまり、本来は凍る温度に達しても、そのままの状態を維持することができるのです。

 

体液に糖タンパクグリセロールという物質が働くから凍らない

彼らの体液には、糖タンパクグリセロールという、耐凍性物質が含まれています。

 

つまり凍りません!という物質です。

 

極海以外の海の魚の体内の糖タンパクは肝臓から排泄されます。

 

しかし、彼らは肝臓に糖タンパクを排泄する役目の糸球体という組織がありません。

 

そのため、体内に糖タンパクを残す事ができ、凍らないのだ。

南極地方に生息する海水魚

 

南極に生息する魚の90%はノセア二ア科の種類

この辺りに棲む総個体数の90%をノセア二ア科が占めてます。

 

ちなみに、下のショウワギス・ボウズハゲギス・コオリウオの名前の由来は昭和基地にちなんで名付けられてます。

 

うん。ダサいね(笑)

 

もっと彼らの未来を考えなきゃ~(笑)

 

ショウワギス

 

ボウズハゲギス

 

コオリウオ

 

ブサイクが多い!(個人的には好きだよ)

北極地方に生息する海水魚

 

クサウオ科・タラ科・カジカ科だが・・・画像がない!!

 

画像を長い時間探したが、ありましぇん!!

念の為言っときます。あなたの水槽にいる魚は熱帯地方の生息域なので凍らしちゃダメ

冗談抜きで一定数で試してしまう人がいるのです。

 

「ウソだろ」・・・は経験上、いつも大人がやらかしてしまうことが多いです。。。

 

その探究心は素晴らしいが。。

 

当たり前ですが、凍らす実験なんてやめてね。

 

一言です。死にます。

 

冷静に考えてください。ヒーターがこれだけ海水魚飼育に必須だと言われてるんです。

 

生きれるわけないんです。

 

そもそも北極・南極にいる魚を飼育することは家庭では100%無理。

 

水族館で見てください。

 

現実的にそんな希少性のある魚は売ってません。(飼育環境を再現できないし)

 

試しちゃダメですよ!!お願いしますよ!!

 

★関連記事★

南極の氷と北極の氷の違い!もし溶けたら・・・

まとめ

南極・北極にいる魚が凍らないで泳いでるのは特殊機能が備わってるからだ!

 

ウブカタ
これが南極でも魚が凍らない仕組みです!

 

 

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