こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
マングローブが腐りにくい理由!
【結論】
マングローブが腐りにくいのは、タンニンを多く含んでいるからです。
※タンニン・・植物に含まれる渋味成分の総称で、マングローブの樹皮にも多く含まれています。特に、マングローブの樹皮にはタンニンが豊富で、抗菌や防腐の効果があるため、古くから染料や革のなめしにも利用されてきました。
タンニンは、抗菌や防腐効果があり、特に腐敗の原因となる細菌の繁殖を抑える働きがあります。
マングローブはヒルギ科の植物で、腐りにくくカビが生えにくいので水槽レイアウトには安心して使用できます(特に流木)
マングローブが生息する場所が海水に浸かるため、腐敗しにくい特性を持っています。
熱帯の沿岸地域では、長持ちする家の柱や舟の材料として利用されています。
マングローブ・・強い・・!!
それではどうぞ!
★マングローブ関連記事★
【南国植物】水槽でのマングローブの育て方 !基本情報・育て方・コツ・注意点など完全解説!
【水槽】マングローブが海水でも枯れない理由!淡水→汽水→海水への移行手順写真付き解説!
【神植物】マングローブは水槽の水質浄化機能がすごすぎる!硝酸塩・リン酸の吸収・コケ抑制・消臭効果など完全解説!
【写真手順解説】ペットボトルでのマングローブの育て方!手軽に南国気分!
【写真解説付】マングローブボトル水槽の水換え掃除手順!短時間で簡単に手入れメンテナンスできる!
★腐敗関連記事★
目次
マングローブが腐りにくい理由

マングローブにはタンニンが多く含まれていて抗菌・防腐効果が高い
タンニンは、抗菌や防腐効果があり、特に腐敗の原因となる細菌の繁殖を抑える働きがあります。




※タンニン・・※タンニン・・植物に含まれる渋味成分の総称で、マングローブの樹皮にも多く含まれています。特に、マングローブの樹皮にはタンニンが豊富で、抗菌や防腐の効果があるため、古くから染料や革のなめしにも利用されてきました。

※マングローブの流木も腐りくいですが、アクは出やすいです。
自然環境でも腐りにくい
呼吸根(こきゅうこん)
マングローブ植物は、大気中に根を出す呼吸根を持ち、これにより、水に浸かっている状態でも酸素を摂取することができます。
※呼吸根・・地中から上に伸びて空中に出て呼吸をする根のことです。特に、酸素が少ない泥や水中に生育する植物に見られます。ミズキンバイやマングローブなどに発達しているのが特徴です。気根の一種で、通気組織を持つことが知られています。
耐塩性(たいえんせい)
マングローブは、海水中の高い塩分濃度にも耐えられるように、特殊な仕組み(例えば、塩分の排出など)を持っています。
これらの特性により、マングローブは河口や沿岸など、潮の満ち引きの激しい場所でも生育し、腐らずに長生きすることが可能となっています。
※塩耐性・・生物が塩分濃度が高い環境でも生存または生育できる能力のことです。高塩分環境に適応した生物は、超塩湖や塩性砂漠など、塩分濃度の高い地域に生息しています。

水槽環境下でも確かに腐りにくい
主にマングローブを水槽(淡水・汽水・海水)で育てる場合も腐って水質に影響を与えるという心配は少ないかと思います。
詳しくは、【水槽】マングローブが海水でも枯れない理由!淡水→汽水→海水への移行手順写真付き解説!をどうぞご覧ください。

コケが生えづらい理由は、【神植物】マングローブは水槽の水質浄化機能がすごすぎる!硝酸塩・リン酸の吸収・コケ抑制・消臭効果など完全解説!をどうぞご覧ください。
それは、上記でも触れたタンニンの持つ特性があるからです。(抗菌や防腐効果がある)
これは安心材料ですよね。
植物ではないですが、海藻は腐ると水質にダメージを与えます。


結構、水質にもダメージあります。
水質検査はアクアリウムでは必須です。


おすすめの試薬は、【各メーカー全掲載】おすすめ水質測定の試薬まとめ!アンモニア・ph等すべて!をどうぞご覧ください。
★リン酸関連記事★
【プロ解説】海水水槽おすすめリン酸吸着剤3選!除去方法や原因をご案内!
★硝酸塩関連記事★
【硝酸塩激減】海水水槽の硝酸塩除去剤おすすめ3選!原因・対処法解説!海水魚・サンゴ飼育の悩みを解消!
海水魚水槽を立ち上げて初の水換えをする目安を完全解説!←(レッドシー MCP 硝酸塩/亜硝酸塩テストキット 淡水・海水両用の計測方法を写真付きで解説しています)
でも、マングローブが枯れても水質にはダメージは少ないです。
これもマングローブの特性です。
つまり、マングローブを水槽に入れても腐敗して水質に大きなダメージは少ないです。


こういうポイントもマングローブはいいですよね。
マングローブを入れるだけで一気に南国の雰囲気になります。
熱帯・亜熱帯の空気感がありドキドキします。
是非、水槽でマングローブを育ててみてください。



★マングローブ関連記事★
【南国植物】水槽でのマングローブの育て方 !基本情報・育て方・コツ・注意点など完全解説!
【水槽】マングローブが海水でも枯れない理由!淡水→汽水→海水への移行手順写真付き解説!
【神植物】マングローブは水槽の水質浄化機能がすごすぎる!硝酸塩・リン酸の吸収・コケ抑制・消臭効果など完全解説!
【写真手順解説】ペットボトルでのマングローブの育て方!手軽に南国気分!
【写真解説付】マングローブボトル水槽の水換え掃除手順!短時間で簡単に手入れメンテナンスできる!
★腐敗関連記事★
※マリブでは水槽おすすめ商品を皆様にわかりやすくご案内しています!
★おすすめ商品★
おすすめ商品カテゴリー(クリックすると一覧が出てきます)
水槽掃除グッズ・水質測定試薬全種類・クーラー・ヒーター・サーモスタッド・外部式フィルター・LEDライト 水槽台・照明タイマー・フードタイマー・水槽用マット・エアーポンプ・エアチューブ・エアストーン・水流ポンプ・水中ポンプ・カルキ抜き・ウールマット・比重計・水温計・人工海水・ろ材・底砂・phモニター・殺菌灯・人工餌・冷凍餌・スポイト・ピンセット・網・バケツ・隔離ケースなどなどたくさんのアクアリウムのおすすめ商品を掲載しています!
まとめ
いかがでしたか?
マングローブが腐りにくいのは、タンニンを多く含んでいるからです。
タンニンは、抗菌や防腐効果があり、特に腐敗の原因となる細菌の繁殖を抑える働きがあります。
マングローブはヒルギ科の植物で、腐りにくくカビが生えにくいので水槽レイアウトには安心して使用できます(特に流木)
マングローブが生息する場所が海水に浸かるため、腐敗しにくい特性を持っています。
熱帯の沿岸地域では、長持ちする家の柱や舟の材料として利用されています。
是非、貴方の水槽に”南国の植物”を入れてみてください。
新着情報


最新記事 by マリブ(海水水槽専門メンテナンス) (全て見る)
- 【影響なし】マングローブ水槽にカルキ抜きして大丈夫?を完全解説! - 2025-05-04
- 【水槽】マングローブが腐りにくい理由!安心して楽しめる南国植物! - 2025-05-03
- 【マングローブ】ボトルアクアリウム(円柱水槽)の水量計算方法! - 2025-05-02