記事公開日:2020.4.13最終更新日:2020.8.30

マンボウに浮き袋がない理由

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

マンボウには浮き袋がないんです!

 

ウブカタ
どういうこと!?魚なのになぜないのかをご案内します!

 

マンボウに浮き袋がない理由

photo by Allan Hack

 マンボウは皮下脂肪が浮き袋の役割を果たしている!

多くの魚は気体の入っている浮き袋を持っています。

 

浮き袋の体積を調整することで体を動かせたり沈めたりする役割があります。

 

浮き袋の詳しい説明は、魚の【浮き袋】の役割をわかりやすくご説明!をどうぞ。

 

ところが、大きな体を持つマンボウには浮き袋がついていません。

 

いくら魚といっても浮き袋がなければ体はどんどん沈んでいってしまうはずですよね。

 

ではマンボウは一体どうやって体を浮かせているのでしょうか?

 

マンボウは皮膚のすぐ下にゼラチン質の分厚い皮下組織を持っています。

 

この皮下組織は成分の96%が塩分の薄い海水です。

 

水は塩分が薄いほうが密度が小さくなって浮きやすいの性質があります。

 

マンボウの皮下組織はとても多く、体重の40%も占めるほどです。

 

当然、皮下脂肪のつくる浮き袋は大きなものになります。

 

つまり・・・マンボウの皮下脂肪は浮き袋としての役目を果たしているのです。

 

マンボウが他の魚と同じように浮き袋を使わないのは餌の取り方にあると考えられています。

 

普通の魚は餌を取るために、主に水平方向に移動していきます。

 

しかし、マンボウは水面近くから水深150メートル位の深さまでを行ったり来たりしながら餌をとっています。

 

浮き袋は水圧によって体積が変化していくので、浅い場所と深い場所を行ったり来たりしていたのではすぐに壊れてしまいます。

 

そこでマンボウーは皮下組織を浮き袋代わりに使うことにしたと考えられています。

 

ゼラチン質の皮下組織はほとんど水でできているので、深さによって体積が変化せず、深さを気にすることなく海中を自由自在に泳ぐことができるのです。

 

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まとめ

マンボウは水面近くから水深150メートル位の深さまでを行ったり来たりしながら餌をとっています。

浮き袋は水圧によって体積が変化していくので、浅い場所と深い場所を行ったり来たりしていたのではすぐに壊れてしまいます。

そこでマンボウーは皮下組織を浮き袋代わりに使うことにしたと考えられています。

 

ウブカタ
意外なマンボウの一面でした!

 

 

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