記事公開日:2019.2.27最終更新日:2020.11.15

【保存版】サンマやイワシが養殖されない理由

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

サンマやイワシが養殖されない理由!

 

【結論】サンマやイワシは値段が安い魚なので投資に見合わないから養殖されない!

 

※現在日本では、トラフグ・ハマチ・マダイなどの海水魚・カキやホタテなどの貝類・クルマエビなどの甲殻類・海苔や昆布などの海藻類までいろいろな水産物を養殖しています。

 

ウブカタ
そりゃそうだ!って恐らく思われる内容になってます!見てって!

サンマやイワシが養殖されない理由

photo by  Toukou Sousui 淙穂鶫箜

投資に見合わないから養殖はされない

養殖は営利目的のために行われるため、基本的に投資に見合う魚でなければやりません。

 

人間の手で人工的に飼育し繁殖させるわけですから、設備投資・管理・エサ代・人件費に多くのお金と労力がかかります。

 

ある程度値の張る魚であれば、投資したお金を短期間で回収できます。

 

そして、需要があるわけですからその後も利益の確保に繋がります。

 

しかし、サンマやマイワシなどの値段の安い魚では儲けが見込めませんから養殖をしないのです。

 

ウブカタ
まぁ当然と言えば当然ですよね。メダカの繁殖も価値が高いメダカを積極的に繁殖させてるでしょう。簡単に言えば売れるからです。原理は同じです。

そもそもサンマは生態がよくわかっていない・・・

海洋生物のあるあるなのですが、さんまは実はよくわかっていないのです。

 

例えば、淡水魚の外来種はすぐに特定できても海水魚の外来種は現在でも0に等しいデータです。

 

何故ならば、海は広く生態調査が追えないのと資金が掛かり過ぎるからです。

 

サンマは回遊魚ですから当然、難しくなるわけです。

 

サンマは胃がない魚としては有名ですがほとんどは未知の生き物です。

 

また、大衆魚であるため研究資金を捻出するのは難しく、研究も進んでいません。

 

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サンマの飼育は最高レベルの難しさ

プロ中のプロでも飼育は難しい・・・日本で生きたサンマが見れるのはアクアマリンふくしまのみ

サンマの飼育は極めて難しく挑戦する水族館はいませんでした。

 

しかし、アクアマリンふくしまは並々ならぬ努力と研究の結果、世界初・サンマの飼育と展示に成功しています。

 

養殖業者が参入するのはハードルが高すぎて無理に等しいレベルです。

 

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しかし!値段が高い魚でも養殖しないこともある!それはアンコウ

養殖しないというか、養殖できないと言ったほうが正しいですね。

 

アンコウが良い例です。

 

アンコウは美味しく非常に市場価値が高い高級魚です。

 

このアンコウを養殖できれば採算はすぐに立てられますし、投資から回収まで予測がつきやすいので経営者なら「ムフフ」が止まらないはずです。

 

しかし、アンコウの養殖はできません。

 

アンコウは成長すると1m~1.5mにもなる大型魚で、水深200メートルを超える海底(深海)にすんでいます。

 

そのような場所に大きな生簀(いけす)を沈めたり、そこから引き揚げたりするには非常に大掛かりな装置が必要で、技術的な面でコストがかかりすぎてしまいます。

 

そしてアンコウは飼育が難しい魚で有名です。

 

水族館で飼育しているアンコウはなかなかエサを食べてくれず、無理矢理エサを口に押し込むと、そのエサが口の中で腐り死んでしまうこともあるそうです。(だろうね)

 

アンコウは商品価値から見れば投資に見合いますが、技術的にも生物学的にもクリアできない問題があるので養殖されません。(できません)

 

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まとめ

サンマやイワシは値段が安い魚なので投資に見合わないから養殖されない!

 

ウブカタ
設備投資などで莫大な資金が必要なんです。この理由は僕も納得です。

 

 

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