記事公開日:2018.3.2最終更新日:2020.9.15

【保存版】サンゴの天敵!オニヒトデのすべて!

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

サンゴの天敵はオニヒトデ!と聞いたことはありませんか?

 

さらに、オニヒトデが大発生!といったニュースも聞いたことはありませんか?

 

これは紛れもない事実です。

 

ウブカタ
では、何故【オニヒトデ】はサンゴの天敵なのでしょうか?その理由をご案内します。

サンゴの天敵!オニヒトデ

photo by  Kris-Mikael Krister

オニヒトデとは?

オニヒトデは、ナマコ・ウニ・ウミシダと同じ棘皮動物(きょくひどうぶつ)の仲間です。

 

オニヒトデの体色は、灰色、オレンジ色、紫がかった青色と様々です。

 

体の大きさは成熟した個体ではふつう30cm前後ですが、大型のものでは直径60cm位になるといわれています。

 

腕の数は10~20本と様々で、平均15本前後といわれています。

 

背面は長さ2~4cmのたくさんのトゲで覆われています。

 

このトゲに大変危険な毒が含まれています。

 

オニヒトデは移動能力が高く、餌のサンゴを求めて1日で70m近く移動することができます。

 

オニヒトデがサンゴの天敵と言われるのは【食害】

photo by  Thomas Quine

 

オニヒトデはサンゴのポリプを食べてしまいます。

 

つまり、サンゴは死を意味します。

 

サンゴの食べ方は、まずサンゴに取りつき、体の下側にある口からやわらかい袋状になった胃を体の外に出して、消化液でポリプを食べます。

 

オニヒトデが大発生することによってサンゴに深刻なダメージを与えてしまいます。

 

オニヒトデは1匹で1カ月もあれば1平方メートルのサンゴ礁を喰い尽くす

photo by  NOAA Photo Library

 

1平方メートルは縦横1mの面積です。

 

いいですか?

 

1匹でこれだけを喰い尽くすんですよ?

 

これが何十万・何百万と個体はいるんです・・・

 

どれだけ被害が深刻かは想像していただけると思います。

 

危険!オニヒトデは強い毒を持っている

オニヒトデに刺されると激しい激痛が走ります。

 

アナフィラキシーショックによって重症に陥ることがあり、最悪の場合、死に至ることがあります。

 

アナフィラキシーとは、発症後、極めて短い時間のうちに全身性にアレルギー症状が出る反応です。

 

触らないということを徹底してください!

 

刺された時の対処法

①取れそうなトゲは取り除きます。傷の中に埋もれているトゲはそのまましておきます。無理に引っ張り出そうとしないでください。

②40℃~45℃の熱いお湯に浸します。その後、ゆるく包帯を巻きましょう。

③速攻で病院へ急いで行ってください!

 

必ずお医者さんに診てもらってください!

 

オニヒトデ大発生の原因は解明されていない

実際にはオニヒトデがどうして増えるのかは十分にわかっていません。

 

しかし、その来襲が多くのサンゴ礁に大きな損害を与えていることは明らかです。

 

グレートバリアリーフでは、1960年代以来、オニヒトデの爆発的増加連続して3回起きています。

 

最近では、1993年にはじまり、このときはサンゴ礁の約15%が影響を受け、サンゴ礁が劇的に減少しました。

 

しかし、オニヒトデがこの海域から移動したので、10~15年の歳月はかかりましたが、来襲前と同じ状態に回復しました。

 

何故、オニヒトデが大発生するかは専門家の中でも意見は分かれハッキリしたことは解明されてません。

オニヒトデ基本情報

photo by  Matt Kieffer

 

分類 オニヒトデ科に属する動物の一種
名前 オニヒトデ
生息 インド洋・太平洋に広く分布
日本での生息
  • 沖縄県 - 西表島・石垣島・宮古島・慶良間諸島・沖縄本島の恩納村など
  • 鹿児島県 - 奄美群島・鹿児島湾
  • 徳島県 - 牟岐大島
  • 和歌山県 - 南紀・串本
  • 三重県、愛知県 - 伊勢湾
  • 東京都 - 東京湾周辺・伊豆大島周辺
体長 15㎝~30㎝(大きいもので60㎝)

 

日本では沖縄のサンゴ礁が壊滅的状況になっています・・・

 

 
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まとめ

僕が考えるに、オニヒトデ=悪ではないという意見が正直なところです。

 

彼らは、生態としての活動をしているに過ぎないからです。

 

何種類かの魚類や大型の巻き貝・ホラ貝はオニヒトデを食べます。

 

オニヒトデが増える原因として考えられているのがあります。

①オニヒトデを食べる魚類を人間が食べること

②ホラガイなどの貝コレクションのコレクターが高値で購入するため貝を必要以上に捕る

③陸の農業用地から栄養塩が流れ出ていること

 

捕食者が減った海域でオニヒトデが激増する原因になっています。

 

陸の農業用地か過剰な栄養塩が流れ出ていることで、植物プランクトン大発生の引き金となり、これをエサとするオニヒトデの幼生が増えます。

 

ウブカタ
ただオニヒトデって最低!ではなく、僕たち人間にも原因があるのではないかと考えなくてはいけないと僕は思います。

 

 

 

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