こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
穏やかに見える海も海中では波打ってるとご存知でしたか?
不思議でしょ!?
海中で起こる波の仕組み
内部波(ないぶは)がキーワード
波は風波(かざなみ)や津波のように海面で見られるもの以外に、海の中に発生するものもあります。
これを内部波(ないぶは)といいます。
海水は、暖かいと軽く、冷たいと重くなる性質があります。
ヒーターの付け方もマリブは海を参考にしています→プロが教える!水槽の正しいヒーターの設置場所!を見ていただけるとなるほど!と思いますよ。
塩分が薄いと軽く濃いと重いという性質もあります。
このため海中では、温度や塩の濃さによって、軽い海水と重い海水が層をつくっていることがあります。
よくあるのは、夏に海面が太陽の光で温められたせいで、暖かくて軽い海水の層ができ、その下には冷たくて重い海水の層ができる場合です。
※まさに水槽内と同じですね。
この海水の境目が、何かのきっかけで揺れ動くと波となって広がっていくことがあります。
これが内部波です。
内部波は、潮の満ち引きや海面で起こった風波(かざなみ)などが伝わって生まれることもありますが、海底の地形や、船のスクリューの回転で生まれることもあります。
海水の境界にちょうど船のスクリューがあると、そのスクリューが回転することで生み出す力は内部波をつくるために使われてしまうので、船が前に進むことができません。
こうした現象は「引幽霊ひきゆうれい」・「死水しすい」と呼ばれ古くから漁師たちに知られており、恐れられてきました。
内部波は、風波と比べると大きく成長しやすく、波の高さは数十メートルになることも珍しくありません。
海面は穏やかでも海の中は大きく波打っていることもあるのです。
海水魚はこういう環境で生きてるんですね。
水流が大事ということがわかります。
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まとめ
海中で起こる波の正体は内部波!
常に水流と共に生きてるのが海水魚だということです!
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