こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
なんでサケは生まれた川に戻って来れるの?
不思議に思いませんか?
あんな大海原から故郷の川にどうやって戻ってくるのか?
サケは生まれて4年目の季節に故郷の川に戻って来ることは古くから知られていました。
しかし、どうして生まれた川に戻って来られるかは長い間謎でした。
しかし、最新の研究結果で発表された2つの理由があります!その内容をどうぞ!
サケが大海原から産まれた川に戻れる2つの理由
photo by Seattle Municipal Archiv
理由その① 稚魚時代に川の匂いを覚えている
近年の研究の結果、サケの嗅覚(きゅうかく)が関与していることがようやくわかりました。
サケは稚魚時代のに育った川の匂いを覚えていてその匂いに誘われながら、枝分かれした河川であっても再び生まれた川に戻ることができるんです。
※サケは一度刷り込まれた記憶は、生涯消えないといわれています。
理由その② 魚特有の太陽コンパスを用いている
しかし、海での回遊生活から沿岸の上るべき故郷の川を探すには、広い海でさすがに匂いだけを頼りにすることはできません。
そこでサケは体内時計の太陽コンパスを用いるいわれています。
太陽コンパスとは、魚は太陽の位置と時刻から自分の位置を知る能力があることが知られています。
特にサケは、偏光(へんこう)も感知して太陽が直接見えなくても太陽の位置を確実に知ることができるのではないかといわれています。
日本産サケと外国産サケの回遊の違い
日本産のサケの回遊には、外国産のサケには見られない特徴があるといわれています。
ロシアのサケは、経度180度線より東には回遊しません。
カナダのサケは、180度より西には回遊しません。
ところが、日本のサケは180度の東をはるかに超えてアメリカのアラスカ湾まで大回遊するのです。
日本産のサケはタフ!笑
具体的に、北海道の川から下った幼魚は1年で180度のベーリング海に達します。
そこから2年ほどアラスカ湾とベーリング海を行き来して、成魚となって4年目に北海道に帰ってくるのです。
日本のサケにとってベーリング海でエサを食べる時期が一番成長するので、遠いベーリング海はご馳走の場所と言ってもいいようです。
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まとめ
①サケは稚魚時代のに育った川の匂いを覚えていてその匂いに誘われながら、枝分かれした河川であっても再び生まれた川に戻ることができるんです。
②そこでサケは体内時計の太陽コンパスを用いるいわれています。
日本人は特にサケと共に生きています。
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