
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
ライブロックは乾燥させてはいけません!
【結論】取り出す時はバケツに入れておけばいい!
記事にするほどでもないようなことですが、こういう基本は大切なことです。基本に忠実にしましょう。
目次
ライブロックは乾燥させてはいけない理由
ライブロックとは?
様々な生物が定着した岩(骨)です。
生きているサンゴが死んだ後に残る骨格がライブロックのもととなっており、この死んだ骨格に様々な生物(微生物、バクテリア、海藻等)が定着した状態のものをライブロックと言います。
微生物、バクテリア、海藻等の生物が棲みついているということは生きているということです。
微生物の多くは海水魚・サンゴには有害な物質を餌としてます。そして排泄物(海水魚やサンゴにとって無害となる物質)として放出します。
海水魚・サンゴにとって有害な物質を無害な物質に変えてくれる貴重な岩なのです。
理由① 有益な微生物が死滅するから
ライブロックには、有益な微生物が棲みついています。
乾燥させたら当然、死んでしまいます。
デメリット以外に思い付く言葉がありません(笑)
理由② キュアリングし直しになるから
そして、死んでしまった生物は水を汚します。
死骸ですからね。
せっかく導入のときにキュアリングをしたのにまたやり直しです。
または、水槽に入れて水質悪化です。
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ライブロックを乾燥させてしまいがちなシーン
立ち上げの時
立ち上げの時は放置気味になるのがライブロック。
バケツに海水を入れてそのままライブロック全体が埋まるように入れてください。
これだけでも効果はありますよ。
レイアウト変更の時
レイアウト変更をしてる時のアクアリストは「水槽の中に意識が向きます」
例外はありません。
フタの上や空のバケツにポンと置いた経験はおありでしょう。
自然の海では海面に出ることはないのですからしっかり海水の中へ全体を入れてください。
リセットの時
リセットの時もレイアウト変更の時と心理は同じ。
しっかり海水に入れましょう。
お伝えしてるのは全て同じこと。ライブロック全体を海水に沈めてください。
ライブロックを乾燥させない方法は簡単!バケツにいれとけばOK
ただバケツの中に元の海水でもいいですし、新品の海水でもいいですから「ライブロック全体」を沈めてください。
本当にこれだけです。
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メンテナンスをしてると仕事が山のようにあるのでつい雑に扱ってしまったこともあります。
すぐに変化が起こるわけじゃないけど、時間の経過と共に複合的にデメリットが起こる可能性があります。
わかりやすい例で言うと、硝酸塩値が上がることです。
つまり、ライブロックに付着していた生物が死んで水槽内の水質が悪化することです。
還元ろ過のシステムでない限り、硝酸塩は増える一方です。
魚ならまだしも無脊椎動物(サンゴ・イソギンチャク)は硝酸塩に敏感です。
簡単なことですからしっかりライブロックを海水に沈めてください。



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まとめ
ライブロックは乾燥させてはいけません!
時間を経て複合的に絡み合い問題が起こる可能性があります。
当たり前のことを当たり前にしましょう。自然ではライブロックは海面に出てきません。※養殖ライブロックも同じ構造です。
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