記事公開日:2018.10.3最終更新日:2023.1.11

魚の進化は腹ビレの位置で一目瞭然でわかる!

 

こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。

 

腹ビレの位置が尾のほうにある魚ほど進化していません!

 

どういうことなのでしょうか!

 

それでは、腹ビレの位置で進化の程度がわかる理由をご案内します!

まずは基本情報!魚のヒレは5つ!

 

●胸(むな)ビレ

●背(せ)ビレ

●腹(はら)ビレ

●尻(しり)ビレ

●尾(お)ビレ

 

この5つのヒレが基本情報です。

 

この腹ビレの位置が尾に近いほど進化していないということです!

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魚の進化は腹ビレを見ればすぐわかる!

硬骨魚類(こうこつぎょるい)の祖先は、地質時代の約16000万年前の中生代(ちゅうせだい)ジュラ紀に生まれたと言われています。

 

想像絶する長い時を経ながら、その時々の環境に適応しながら今に至る魚類は少なくありません。

 

例えばキンメダイもそのひとつです。

 

photo by NOAA Photo Library

 

この祖先は13000万年前の中生代の終わり頃の白亜紀に出現し、6000万年前の新生代第三紀の始新世時代に大繁栄した魚だといわれています。

 

魚類の進化の目安にはいろいろなものがありますが、その1つにより高度な適応を求めて運動能力(泳ぐこと)に優れることで生き残りにかけました。

 

そこで起こったのが胸ビレと腹ビレの移動です。

 

体の安定をよくするために胸ビレは上側へ、腹ビレは体の後方から胸位に移りました。

 

 

例えば・・・

 

●進化の遅れたサメの腹ビレは、体中央からはるか尾のほうに近い肛門付近にあります。

●イワシ類は、腹部。

●キンメダイは、胸ビレの下方の胸位。

●ウナギ類は腹ビレがなくなってしまいました。

 

地球上にたくさんの魚が住んでいます。進化の度合いが同じではありません。

 

様々な魚がいる中で腹ビレの位置が尾寄りの体の後ろにある魚ほど進化の程度が遅れていると思って間違いありません。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

同じ魚といえども腹ビレの位置で進化の程度が見当がつくのです。

こんなことを知っていると魚のことをもっと好きになっちゃいますね!

それではもう一度。

 

腹ビレの位置が尾のほうにある魚ほど進化していません!

 

 

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