こんにちは。海水魚水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
なんで魚はヌルヌルしてるの?
【結論】
魚のヌルヌルの正体は体表粘液です。
細菌・感染・寄生虫から体を保護するためにヌルヌルしているのです。
とても大事な話です。
それでは始めますー!!
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目次
魚がヌルヌルしてる理由
ヌルヌルの正体は体表粘液
生物体の体表や体内に生成,保持される粘稠(ねんちゅう)な水溶液の総称。
多くは特定の腺(粘液腺)の分泌物。粘液物質は一般にムチン(粘質)と総称され,糖タンパク質のほかコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸,ペクチン酸など牽(けん)糸性の高分子化合物を含み,そのぬるぬるした性状により当該体部の保護,潤滑,清掃に当たる。
つまり!
ヌルヌルは体を守ってくれる役割があるってことです!
人間を含めた陸上生物の皮膚は、表面が角質化した死細胞で覆われていて、物理的にバリアの役割をしていて、細菌やウイルスなどの病原生物の侵入を防いでいます。
それに対して魚類の皮膚は全て生きた細胞に覆われ、水に直接触れています。
頑丈に見えるウロコは少しの衝撃で剥がれてしまうことも珍しくありません。
魚類のヌルヌルの粘液は体を守ってくれる役割があるのです。
体表粘液は魚にとって超重要な役割!
ヌルヌル(体表粘液)は魚の体を守ってくれます。
具体的には・・・
細菌・感染・寄生虫から体を保護をしてくれます!
ヌルヌルは良いことだらけ!
ヌルヌル(体表粘液)があるという事は、健康という事です。
アクアリストが恐れてる病気にかかる確率も減るでしょう。
外界からの病原菌や細菌をバリアしてくれるんだからありがたい機能ですよね。
釣り人はヌルヌルを体感しているはず!
魚が釣れると、必然的に触る事になりますよね。
ヌルヌルしてましたよね!?
自然の海は広くてストレスもなく、水も清潔だからしっかり【体表粘液】が機能されます。
まずは、自然の海の魚は全部ヌルヌルだと、覚えてください。
あなたの海水魚を触ってみよう!
ヌルヌルしてるか確認しよう!
魚を誘導するようにするとスンナリ捕まえられます。
(GEX)魚にやさしいネットはやばいくらい肌触りいいです!
優しい・・・
軽い・・・
魚を傷付けない・・・
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ヌルヌルしてた人
どうでしょうか?ヌルヌルしてますか?
ヌルヌルしてたらそのお魚さんは健康体です!おめでとう!
お魚さんにとって、住みやすい環境になっていると、お魚さんが証明してくれてます!(ヌルヌルで)
ヌルヌルしてなかった人
残念だが、環境作りがイマイチ・・というところでしょうか。
要はストレスが多いか少ないかだけです!
水質ちゃんと計測してますか?
水質測定は現在地を知る大切な指標です。
アンモニア
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もっと簡単にヌルヌルを確認する方法
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ショップで購入した魚の水合わせをする時です。
優しくゆっくり触ってね!
水合わせをしてる魚にとっては、慣れない環境にシフトしているわけです。
警戒しないはずはないので、安易に触らないでくださいね。
ヌルヌルしない理由
下記の理由だと思います。
・過密水槽
・ろ過が機能してない
・酸素供給ができてない
・追う・追われるの喧嘩が絶えない
・隠れ家がない
・水換えを定期的にしていない
ストレスが多い環境ではヌルヌルしないという事です!
まずは水換えを定期的にするところがすべてのはじまりです。
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じゃあヌルヌルを出すにはどうすればいいの?
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1つづつ確認していきましょう!
ヌルヌルがなくても死にはしないからご安心ください
ヌルヌルがあると、病気にかかりづらい体ということです。
ヌルヌルがないと、病気にかかりやすい体ということです。
あなたならどちらの海水魚の状態が嬉しいですか?
どのような状態にしてあげたいですか?
ヌルヌルですよね?
ろ過を充実し、魚を控えめにすれば問題ないです。(水換えさぼらなければ。)
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魚は環境に慣れるからしばらく様子見て
ヌルヌルがないからといって、隔離したり薬などは使わないでください。
環境に慣れて、水質が清潔なら全く問題ありません。
様子見お願いします。
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粘膜保護剤という心強いアイテムもある
粘膜保護剤とは?
名前の通り、魚の体表の粘膜を保護してくれる薬剤です。
粘膜保護成分配合という宣伝でカルキ抜きに配合されてる商品が多いです。
カルキ抜き剤との違い
粘膜保護剤単体商品は皆無に等しく、カルキ抜きも込みの粘膜保護剤がほとんどです。
つまり、カルキ抜き+粘膜保護成分も入ってるという認識でよいかと思います。
カルキ抜きについては、【プロ厳選】水槽おすすめカルキ抜き23選!全魚対応!やり方など完全網羅!をどうぞ。
粘膜保護剤に比重があり、おすすめなのが、コチラのキョーリンから販売されているプロテクトXです。
おすすめです。
粘膜保護剤の効果
粘膜の強化が期待できる
魚は水槽に収容されると、さまざまなストレスがあります。
・水質の変化
・他魚との共存
・スペースの縄張り
などなど多岐に渡ります。
そういうストレスが高くなると免疫力が低下し病気に掛かりやすくなります。
ストレスが掛かってる魚はヌルヌルしていません。
そのような状態になる前・後でも粘膜保護剤を供給して予防することが最大の使用価値です。
傷を保護してくれる
魚は意外と水槽内で傷をつくることがあります。
・ライブロックや流木に当たった
・他魚に突かれた
・網で魚を雑にすくってしまった
・アクアショップで購入してきたときからよく見たら傷が付いてた
傷口や粘膜に欠損ができるとそこから病原菌が入り込み病気になってしまいます。
免疫力があればそれらの病原菌を跳ね返すパワーがありますが、魚は脆い生き物です。
粘膜保護剤を使用すれば傷や粘膜部分を保護コーティングしてくれるので魚にとっても飼育者にとっても安心材料になります。
もっと詳しい内容は、【長生き!】魚のおすすめ粘膜保護剤3選!効果・使い方・注意点など完全解説!をどうぞご覧ください。
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まとめ
ヌルヌル(体表粘液)は、魚の体を守る超大事な機能!
ヌルヌルしてる魚は健康体!
粘膜保護剤は、【長生き!】魚のおすすめ粘膜保護剤3選!効果・使い方・注意点など完全解説!をどうぞご覧ください。
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