
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです
海水魚が姿を現さない!
・せっかくキレイな姿が見たいのに出てこない・・・
・ずーっとライブロックに隠れてる・・いつになったら前面へ出てくるの!?
・あれ?いつの間にか魚がいない・・・
こんなお悩みありませんか?
実は魚が水槽の前面へ姿を現さない理由は5つです。
この理由を知れば、無駄に慌てずにあなたの心も落ち着く事ができるようになります。
目次
水槽で魚が姿を現さない5つの理由
理由その① 入海したての時は環境に慣れてない
水槽に入れたての時のトラブルは姿を表さないことですよね?
水槽初心者さんの特徴をご存知ですか?
それは・・すぐに焦ること。
すごく気持ちがわかります。もちろん僕もそうでした。ハァハァ
むしろそんな期間は必要とすら僕は思います。
だからここで覚えちゃってくださいまし!
魚は1週間は全く水槽環境に慣れません!!
例外はありません。
だから落ち着いてください。(あなたがね)
もう1回言います。
1週間で環境に慣れてスイスイ泳ぐ魚などいません。
個体によっては2週間以上かかることもあります。
まずはあなたが落ち着きましょう。
強いて言えば、デバスズメダイ・アカネハナゴイ・小型ヤッコ各種はライブロックなどの収容物に隠れる傾向が高く慣れるまでに時間がかかる場合があります。
泳がないよ!と心配する気持ちも痛いほどわかります。
単純に環境に慣れてないだけです。
大丈夫。落ち着きましょう。
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理由その② 体調が悪く弱ってる
魚は体調が悪い時は動きませんし、エサを食べません。
今まで普通に泳いでいたのに、急にこのような行動を取るのが海水魚です。
わかりやすく言えば、横たわるような仕草を見たらほぼほぼOUTです。
これがチェックポイントと言えます。
覚悟の時かもしれません。
僕は、エサを食わなくなって物陰に隠れる時は、お別れの覚悟をしています。
薬療法・淡水浴色々と泣きながら試しましたが、ダメでした。
そんな時は隔離や水槽内をいじってはいけません。
いじればいじるほど状況は悪くなると約束します。
ストレスをさらに与えてトドメを刺してるに他なりません。
体調が悪い魚は絶対に触ってはいけません(特に多いのが隔離すること。環境変化を与えないことが鉄則です)
海水魚は治療は非常に難しいです。
そもそも、エサを食っていて療法するのはまだ光が見えます。
人間もそうですが、エサ(エネルギー)を自ら拒否する時はもう覚悟の時です・・・
免疫力さえあれば復活する可能性はあるんですが・・
今までエ食っていたのに、エサを食わない時は覚悟の時です。
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理由その③ 他魚からのプレッシャーの圧力が掛かっている
よ~く観察するとわかるはずです。
少し出てこない魚が泳ぐと他の魚(1匹でしょう)にタックルされてませんか?
それでは恐くて泳ぐにも泳げません。
しかし、それも時間が解決することもあります。(入海初期は2週間は様子を見よう)
水槽内での定位置が隅っこになったら対処しましょう。
いじめてる魚隔離することをオススメします。
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理由その④ 元々、遊泳性ではない(水槽内をよく泳ぐ魚)ではない
これもよく質問されますね。
●ハゼ類(ベントス性)
●ネズッポ類
●ブレニー類
●ニセスズメ
●チンアナゴ類
これらの種類は頻繁に水槽前面に出てきません。
無理に前に出そうとすれば、2度と出てこないかorストレスで弱ります。
これらの種類は見れたらラッキーだと腹を括りましょう(笑)
理由その⑤ 臆病な種類(性格)
これに関しては・・・わかりません。。。
強いて言えば、小型ヤッコが多い印象があります。(ただ時間が経てば出てきますが・・)
臆病な性格を変えることはできません。
無理にいじらないことを心懸けてください。
あなたがすることは1つ・・・水槽をいじらないこと
これはできそうでみなさんできません。
僕もできませんでした・・これでいくつもの尊い命を奪ってしまったことか・・
だから、失敗者の僕が言うのだから間違いありません。
隅っこが定位置になってない限りグッとこらえましょう。
いじると本当に失敗します。
ストレスの上にストレスをかぶせてるイメージです。
海水魚飼育の鉄則はいかにストレスを与えないかです。
一見、助けてるように見えますが、魚にとっては辛いということを覚えてください。
例えば、もうすでに横たわりそうな場合は、触らない事です。
あなたが触ると、寿命を極端に縮めていることになってしまいます。辛いですがね・・
我慢する事も愛情です。
まとめ
水槽内で出てこない・泳いでない姿が見れないと不安になります。
しかし、海水魚は元々、テリトリーのない広い海の世界で生まれ育ったのです。
ある意味、当たり前と言ってもいでしょう。
そして、1番大事なのは魚の状況をよく観察することです。
よ~く観察すると、昨日と今日では行動が違うかもしれません。
そして、無理に引っ張り出さないことです。
北風と太陽の物語と似ています。
ある旅人のコートを北風と太陽がどちらが早く脱がせるかを競った名作です。
北風は、力技で強風でコートを吹き飛ばそうとしました。
結果、旅人はコートを抱え込み脱がされまいとさらに強い力でコートを丸めました。
一方、太陽はカンカンに照って気温を高くして、旅人は暑くなり自然とコートを脱いだというお話です。
あなたは北風になっていませんか?
レイアウトを変更したり、隔離したり、隠れ家を奪ったり・・・
太陽はこうするでしょう。
まずは観察して何が原因かを探る。
大概、出てこない理由は他魚からのプレッシャーか、体調が悪いかのどちらかです。
他魚からのプレッシャーなら少し様子を見て、あまりにも遊泳スペースがなかったり、日に日にヒレが欠けてきたり、エサを食べなかったり・・・
そんな時は、プレッシャーを与える魚を隔離することをオススメします。
そうすることにより、環境に慣れさせ、テリトリーを与えられるからです。
その後、隔離していた魚を放つとスンナリ上手くいくことが経験上多いです。(性格によりますが)
体調が悪そうだったり、見るからに悪かったらやることは1つ。
いじらないことです。
一見、冷たいように見えますが、さらなるストレスを与えてしまえば隔離したバケツで数日もちません。
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