
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
水槽に新しい魚を追加すると2~3日で死んでしまうことってありませんか?
あれ?ショップではあんなに元気だったのになんで?
実はちょっとしたことをすると大幅に改善できるんです!
それは前日に水換えをすることなんです!
現役の水槽メンテナンスのプロが惜しみなくあなたにお教えします!
目次
新しく追加した海水魚が数日で死んでしまう理由
水槽内が汚れてる
ほとんどの原因は水質が悪化してる状態が原因です。
汚れてる水槽に耐えられる海水魚はいません。
自然の海を見てみましょう。
水質は常にベストで言う事なしです。
これに近づけるのが海水水槽の維持の考え方です。
下で詳しく書きましたが、前日には水換えをしましょう。
ろ過の流れの基本を覚えよう!
そして、水質検査もしてみてください。


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水合わせ失敗
これも原因の1つです。
サクッとポイントを書きます。
用意するもの
■エアーポンプ→【プロが選ぶ】水槽エアーポンプおすすめ12選!静かで高性能!



①パッキングされた袋のまま20分程度、水槽に浮かべて水温を合わせる
②バケツに生体を入れる
③チューブで少しづつ水槽の水を入れます。30分前後時間をかけます。(この時、ヒーターとブクブク忘れずにしてね!)
④手で優しく掬って水槽内へ入れる
※本来はまず4.5日は落ち着かせる時間が必要です。その間に餌付けを行います。
よくわからない人は時間をかけて水合わせをしましょう。
他魚に殺される
この相性の問題は神様でもわからないと思います。
対処法は海水魚の喧嘩を止めさせる方法に詳しく書いてます。
こんな場合は諦めよう
目に見えない内臓疾患を抱えてる
こればっかりはわかりません。
あなたに責任はありません。
しかし、海水魚には選び方があるんです。
①口に傷がないか?
②腹は痩せてないか?
③背びれは痩せてないか?
失敗しない海水魚の選び方で海水魚の選び方を書いてますので参考にしてください。
また誰から購入するか?という所が大きなポイントです。
飼育上手なアクアリストはどこのお店ではなく誰から買うか?に重点を置いてます。
実は信頼できるお店で選んでるのではなく、信頼できる人を選んでるんですね。
信頼できる人から購入してノウハウも教えてもらいましょう。
これで解決!新しく生体を追加する前日に水換えをしよう
生体(海水魚・サンゴ)を追加する前日には水換えをしてください。
これをするだけで本当に大幅に状況は改善します。
これは実は非常に理にかなった行動なんです。
水槽メンテナンスの仕事では必然的に水換え後に生体を入れます。
プライベートの水槽も新しく生体を追加する時は必ず水換えをしてから入れてます。(どんだけ水槽好きなんだよ(笑))
何故ならば、生体のストレスを軽減できるからなんです。
汚れが溜まった水槽に入る場合or水槽内がフレッシュな場合とどちらが生体に優しいですか?
どちらがストレスが少ないですか?
海洋生物の飼育の鉄則はいかにストレスを軽減できるか?という所が一番重要です。
よ~く考えてください。
生体はかなりストレスを抱えてるわけです。
①ショップで購入した際、狭い袋にパッキングされるストレス
②移動する際に揺れるストレス
③バケツに収容されるストレス
④環境の違う水が入ってくるストレス(水合わせのことです)
⑤知らない環境に放り込まれるストレス
⑥様々な海水魚がいるストレス
始まりからストレスだらけなんです。
そこで、飼育する上で重要な水質の登場です。
この水が汚れてたら、どんな魚だって苦しいんです・・・
だからせめて、前日には水換えをしてフレッシュな水にしておきましょう!という事です。
本当にこれだけで生体に問題を抱えていない限り、数日で死んでしまうことの確率は低くなります。
硝酸塩パンパンの水槽に入れられて水質に敏感な海水魚が耐えられるわけがないんです。
生体追加の前日には必ず水換えをしましょう!
水換えしたらバランスが崩れるからダメだ!という方がたまにいますが全く根拠がありません。
新鮮でフレッシュな海水の方が、生体に良いに決まってます。
そもそも、ろ過なんて速攻で進んでます。
全く問題ありませんので、前日に水換えしてください。
何故、当日ではなく前日かと申し上げますと、水質のことで前日にしてるのではありません。
水換えをすると、多少なりとも砂が舞い、ポンプからデトリタスが出てきます。
海水魚の皮膚は敏感ですから傷つけない予防策です。
だから前日が最も最適なタイミングなのです。
水質測定もしておきましょう。

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じゃあなんで水槽内にいる先住魚は大丈夫なの?
一言で言います。
その環境に慣れてるからです。
主に水槽内で蓄積するものは硝酸塩・リン酸・ケイ酸です。
この物質は生体にとって有害ではありますが、即効性はありません。
だから、その環境で生きられるわけなんです。
これらの物質はいきなりパーンッと上がりません。
徐々に徐々に蓄積され濃度が上がるんです。
だからその環境に生体も慣れてきます。
そこで新しい魚を追加して死んでしまった際にあなたは悩むわけです。
【先にいる生体は平気なのに新しく生体を追加すると何故、死んでしまうの?・・・】
それはその環境に新しい生体は耐えられないという命と引き換えに表現した最後の合図なんです。
念の為言っときますが、ノンメンテナンスでいいというわけではありません。
硝酸塩・リン酸・ケイ酸だって溜まれば溜まるほど、有害になってきます。
あからさまに生体の状態は悪くなってきます。
その前に水換えをするんです。
2週間に1度の水換えでその最悪な状況は解決できます。
しつこいようですが、新しく生体を追加する時は前日に水換えをしましょう。
水質測定もしておきましょう。

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まとめ
新しく生体を追加する前日に水換えをしましょう。
たったこれだけで激的に状況は改善します。
海水魚・サンゴはストレスや環境変化に本当に敏感です。
フレッシュな海水でお迎えしてあげましょう!
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