
こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
サメのオスとメスを見分けるのはとても簡単です!
目次
【クラスパー】サメのオスとメスの見分け方は超簡単!
クラスパーがあればオス!つまりオチンチン!
クラスパーとは交接器のことです。
サメやエイの軟骨魚類は交尾をして卵を体内受精させるので、オスは交尾装備として、腹ビレの一部を交接器(クラスパー)に変化させています。
つまり、オチンチンがあるのだ!(2本あるのだ)
画像が見つかりませんでしたので、サメ クラスパーと検索すれば出てきます。
なぜ、クラスパーは2本あるのか?
有力な候補は2つです。
②進化の過程の名残で腹ビレが進化したという説
実際のところは解明されていないのでまだ不明のままです。確かなのはクラスパーがあるという事実。
クラスパーの成長
・幼いオスのクラスパーは短くて柔らかい。
・成熟するにつれて長く固くなります。
クラスパーは自由自在に動かせる
クラスパーには軟骨性の支持骨格があり、関節の部分で先端の向きを自由に変えることができます。
総排出口(クロアカ)から放出された精液はクラスパー表面の溝をつたって先端から出てくると言われています。
オスは2本あるクラスパーの一方をメスのクロアカに挿入して交尾をしますが、この時、クラスパーの先端が開いて抜けにくくなるらしいです(笑)
★オチンチン関連記事★
サメの交尾は激しい!
サメの交尾はとても荒々しくて、オスがメスのヒレや体に噛みつき、おさえるようにしてクラスパーを挿入します。
あの鋭い刃で噛みつくのだから、交尾をしたメスには血の流れる噛み傷が残ります。
サメの種類によっては、1度交尾をするとメスが体内に精液を貯蔵して、その後、数ヶ月から長いものでは2年以上にもわたって交尾なしで産卵し続けるサメもいます。
このようなサメの卵は排卵後、卵巣から輸卵管(ゆらんかん)を通り、産卵されるまでの間に、アルブミン・粘液・卵殻(らんかく)がそれぞれ分泌腺から分泌され、いわゆる「白身と殻」で包まれます。
オスの精液はこの卵殻を分泌する腺に貯蔵されています。
★関連記事★
【アブラツノザメ】長期出産魚!2年もの歳月をかけて出産する海水魚!
まとめ
交接器(クラスパー)があればオス!わかりやすい(笑)!
新着情報


最新記事 by マリブ(海水水槽専門レンタル・メンテナンス) (全て見る)
- 【編】おすすめ商品再アップ記事32 - 2021-04-18
- 【アクアリウムのおすすめのピンセットBEST7編】おすすめ商品再アップ記事31 - 2021-04-17
- 【超おすすめのライブロックスタンド一覧編】おすすめ商品再アップ記事30 - 2021-04-16