こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
世界で30匹しか発見されてないサメ・メガマウスをご存知ですか?
謎が謎を呼ぶサメですが、我が日本は世界的に多くのメガマウスを捕獲しています。
そのメガマウスをご案内します!
目次
世界で30匹しか見つかっていない[メガマウスザメ
メガマウスが発見された経緯
1976年にハワイのオアフ島沖でアメリカ海軍の調査船により全長4.5m・体重750kgの奇妙な形をした巨大なサメが捕獲されました。
大きな頭とその先端に開いた大きな口が特徴的なことから[メガマウス]と名付けられました。
このような巨大な生き物がそれまで発見されずに生きていたことは驚くべきことです。
今までに見つかったメガマウス
・カリフォルニア沖で2尾
・オーストラリアのパースの海岸で1尾
・アフリカのセネガル沖で1尾
・南米のブラジル沖で1尾
・日本・1989年・静岡県御前崎海岸で2尾
・日本・1994年・福岡市の博多湾で1尾(体長4.7m・体重790kg世界初のメス)
・日本・1997年・三重県の尾鷲沖で1尾
数少ない捕獲情報の中で日本では4尾も捕獲されてるのです!
そして、1994年の博多で捕獲されたメガマウスは世界初のメスの捕獲だったのです!
今まで30匹しか発見・捕獲されていません。
メガマウスの生態
メガマウスは研究のために日本やアメリカのサメ研究者たちによって解剖されたことからその進化や生体の一端がわかってきました。
メガマウスのDNA組織を調べることにより、のサメがアオザメやホオジロザメと同じネズミザメ目のグループに属し、このグループの中で最も原始的な部類に入るサメであることがわかりました。
メガマウスの顎(アゴ)には、ホオジロザメに見られるような鋭く大きな歯はなく、小さな歯がたくさん生えてます。
このような歯の特徴から、メガマウスはホオジロザメのように他の動物に食いついて肉を引きちぎって食べるのではなく、小魚やオキアミなどを海水から濾しとって食べるおとなしいサメであると考えられます。
実際に、胃の中からはオキアミの破片が多数見つかりました。
また、その姿形から深海に棲む生き物と考えられてましたが、肝油(かんゆ)の成分が表層のサメのものに近いことから、むしろ表層を遊泳しているらしいことも明らかになりました。
メガマウスの脳
メガマウスの脳は非常に小さく、790kgの体重に対して脳の重さはわずかに20kgです。
人間であれば、65kgの人の脳の重さは2kgです。
いかに小さいかがわかります。
恐らく、メガマウスは機敏に動き回ることができないと想定されます。
このメガマウスが捕獲されたものが、いずれも浅瀬に迷い込んだ後に波によって海岸に打ち上げられたものであることから伺えます。
これほどの大きな生き物が今まで発見されなかった理由
メガマウスは陸から離れた外洋で暮らしていると予想されます。
水深100m以上もの場所を泳いでいることから発見されにくかったとされています。(200mから深海扱いされます。)
しかし、まだまだ謎の多いサメなのです。
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まとめ
今まで長い間、発見されずに絶滅することもなく、生き続けていたことに海の凄さを感じずにいられません。
まだまだ未知の生物は出現してくるでしょう。
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