こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
なんでエビはおがくずの中でも生きられるの?
【結論】
おがくずは水分の保湿性が高く、さらに低温で輸送することでエビの呼吸量を抑えているから生きていられるのです!
皆さんのお家に生きているエビが冷凍ボックス入って送られてきたことはありますか?
大体は、蓋付きの発砲スチロールの箱の中に”おがくず”がギッシリと敷き詰められていて、その中にエビが埋まっている状態です。
そして、エビを手に取ると・・・生きてるーーーー!!!!
こんなビックリ体験をされた方もいるでしょう。
実はこんな仕組みがあったんです!!
※写真のオトヒメエビとサンゴモエビはマリンアクアリウムで大人気のエビです。おがくすで送る人はいませんが、イメージでどうぞ。
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エビがおがくずの中でも死なない理由
エビがおがくずの中でも死なない理由
エビはエラで呼吸をしています。
エビのエラは、胸のあたりの殻の内側にあって、エラに触れる水から酸素を取り込み、二酸化炭素を出しています。
つまり・・・エラに周辺に水分があれば呼吸ができて、エラが乾けば死んでしまいます。
おがくずは保湿性が非常に高いため、エビのエラの周囲に水分を保持することができるのです。
だからおがくずを詰める前に、胸のあたりを十分に水分で湿らせておけばエビは生きられるのです。
おがくずとは、ノコギリなどで木材を加工するときに生じる目の細かい木屑(きくず)のことです。
おがくずに保湿性があるとはいえ、海中よりもはるかに水分量は少ないです。
そんな過酷な環境で何時間も生きていられるのは、低温で輸送して、エビの呼吸量を抑えているのです。
そして、おがくずの中に埋もれていて身動きがとれないため、酸素をあまり消費しないことも長時間生きられる理由です。
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まとめ
おがくずは保湿性が高く、さらに低温で輸送することでエビの呼吸量を抑えているのだ!
さらに言えば、おがくずに埋もれているので活動できません。
つまり、酸素を消費しないため長時間生きられるのです!
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