こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
アサリの砂はどの場所に入ってるの?
【結論】
ちなみにアサリは二枚貝です。
外套膜(がいとうまく)とは何か?も含めてご案内します!
※アサリと書いてますが、ハマグリも含まれてます!
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アサリの砂はどの場所に入ってるの?
photo by Christopher Paquette
体のつくり
アサリやハマグリは、二枚の殻をつなぐ蝶番(ちょうつがい)がある方が背で、殻が開閉する方が腹です。
貝殻を三角形に見立てて、蝶番を頂点として上、腹側を底辺として下に置いたとき、頂点と底辺を結ぶ線が短い側が前、長い側が後ろで、前方には口、後方には肛門があります。
そして、僕たちはアサリやハマグリの貝殻の中にある身を食べています。
この身とは、主に内臓とこれを包む外套膜(がいとうまく)です。
砂は外套膜(がいとうまく)という器官に入ってる!
外套膜・・・ 外套膜は貝殻を作ったり、泳ぐ方向を決める働きがあります。
また、外套膜の周辺には多数の目や触手が存在します。
生きているアサリやハマグリを観察していて、貝殻から舌のようなものがペロ~ンと出ているのを見たことはあるでしょうか。
恐らく、この記事で飼育方法のニーズはないと思いますが、【海水魚水槽】ハマグリの飼育方法!にて公開してますのでどうぞご覧ください。
これは舌ではなくて足です。
足と外套膜(がいとうまく)の間には空間があり、ここに呼吸をするためのエラがあります。
アサリやハマグリは、外界につながる管(入水管)から外套膜に水を取り入れて、エラから酸素を取り込みます。
そして、二酸化炭素は水と一緒にもう一つの管(出水管)から排出します。
そのため、呼吸をする時に外套膜には砂も一緒に入ってきてしまいます。
息を吐く時に水と一緒に砂も吐き出しますが、出し切れなかった砂は、外套膜に残ってしまったり、エラの粘膜にくっついたりしてしまいます。
ジャリッ!としてる砂は外套膜(がいとうまく)に入ってるんですね!
味噌汁に入れると美味しいですよね。
砂抜きの方法は生活している環境に近い状態をつくる
アサリやハマグリは海水域にすんでいるので、やや薄い位の食塩水(2~3%)に浸しておくと効果的です。
塩分濃度が高すぎると、浸透圧の影響で体から水分が出されて死んでしまうので気をつけましょう。
2~3時間で外套膜に残っている砂をほぼ吐かせることができます。
ただエラの粘膜にへばりついている砂については少々難しいです。
ちゃんと砂抜きをしたつもりでも、食べた時にジャリッとなるのはそのためです。
※ちなみにシジミの場合は、淡水と海水が入り混じる汽水域にすんでいますので、真水に1時間くらい浸しておけば砂抜きができます。
アサリのレシピを皆さんお作りになるのでしょうね。
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まとめ
外套膜(がいとうまく)という器官に砂は入ってます!
アサリやハマグリは海水域にすんでいるので、やや薄い位の食塩水(2~3%)に浸しておくと効果的です。
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