こんにちは。神奈川・横浜の海水水槽専門レンタル・メンテナンスのマリブのウブカタです。
あれ?魚が黒い!!なんで!?
こんな経験はありませんか?
もしかして体調が悪いんじゃないかとドキドキしますよね・・・
魚は黒くなる理由は下記です。
結論
理由その①他の魚からのプレッシャー
理由その②水槽に衝撃を与えた
理由その③水槽の中に手を入れた
すぐに色は戻るからご安心ください。
海水魚の体色が黒くなる理由をお伝えします!
※海水魚を例に出してますが、淡水魚共通です。
※黒くなってるシーンはさすがに撮影できませんでしたが、貴方のその魚と同じ光景です。
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目次
海水魚の体色が急に黒くなる理由は警戒モードに入ってる
間違いなく警戒していて、緊張状態であることは確実です。
言い換えるとストレスを表現しているという事です。
黒くなる理由
理由その①他の魚からのプレッシャー
理由その②水槽に衝撃を与えた
理由その③水槽の中に手を入れた
1つづつご説明していきます。
理由その① 他の魚からのプレッシャー
他の魚に追い回されてたり、プレッシャーを感じると警戒色を出す海水魚も多いです。
あまりにも、ひどかったら【いじめてる魚】を隔離しましょう。
詳しい理屈は、海水魚同士の喧嘩を止めさせる画期的な方法!をどうぞご覧ください。
隔離した後の対処方法を下記でご案内します。
バケツで隔離する場合
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・塩ビ等の隠れ家
これらを準備して隔離してください。
但し、バケツの場合は2日に1回は水を全換えしてください。
そうしないと、アンモニアが蔓延して海水魚が弱ってしまいます。
アンモニアは、【海水水槽】アンモニアを下げる方法!原因・対策・おすすめ除去剤など完全解説!をどうぞご覧ください。←(レッドシー (RedSea) MCP アンモニアテストキット 淡水・海水両用の計測方法も解説しています)
試薬は、【各メーカー全掲載】おすすめ水質測定の試薬まとめ!アンモニア・PH等すべて!をどうぞご覧ください。
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理想を言えば、1日に1回なのですが、2日に1回でも問題はないでしょう。
2週間は様子を見ましょう。
2週間後に元の水槽に入れてみて、問題なければOK(これで収まる事もある)
再度、いじめられたら、いじめてる魚を隔離してください。
今回は弱ってる魚を隔離するための記事です。
詳しくは、海水魚同士の喧嘩を止めさせる画期的な方法!を今一度ご覧ください。
アクアリストではバケツは必須ですね。
おすすめのバケツは、【超便利】アクアリウムでおすすめバケツ5選!水換え・足し水・水合わせなど完全網羅!をどうぞご覧ください。
隔離水槽がある場合
隔離水槽がある場合は塩ビなどの隠れ家を提供して様子を見ましょう。
2週間後に再度、戻してみてください。
結構、スンナリいくパターンが多いです。
隔離水槽は魚のトリートメントもできるのであると便利ですよね。
メイン水槽以外の隔離水槽やトリートメント水槽に底砂は必要ありません。
※底砂のない水槽をベアタンクといいます。
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海水魚水槽の底砂(サンゴ砂)おすすめ3選!選び方・種類など完全解説!
隔離ケースの場合
さらに多くの隔離ケースは、【プロ推薦】水槽おすすめ隔離ケース16選!お役立ち情報盛りだくさん!をどうぞご覧ください。
隔離ケースはアクアリストはお馴染みですよね。
これが一番楽ですね。
隔離ケースもいろいろな種類があります。
さらに多くの隔離ケースは、【プロ推薦】水槽おすすめ隔離ケース16選!お役立ち情報盛りだくさん!をどうぞご覧ください。
セパレーター(仕切り板)も便利
おすすめのセパレーターは、【セパレーター】水槽のおすすめ仕切り板3選!をどうぞご覧ください。
仕切り板とは仕切りを設ける道具(板)のことです。
仕切り板=セパレーターです。
水槽内にセパレーターを設置すればいじめてる魚・いじめられてる魚を同じ空間で過ごすことがなくなります。
セパレーターも人気がありますね。
セパレーター便利です。
是非、ご活用ください!
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【セパレーター】水槽を自作で仕切りをする手順解説!楽しみ方もご案内!
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それでもダメならアクアショップに引き取ってもらいましょう。
どうしてもダメな時は生き物ですからあります。
稀な例としてルリスズメダイは自分が喧嘩を仕掛けてる時も黒くなる傾向があります。(スズメダイ全般がそうです)
そのままにしておけばすぐに色は戻りますのでご安心ください。
理由その②水槽に衝撃を与えた
簡単に言えば驚いて身を守る警戒態勢になったということです。
考えてみてください。
海には強い水流・弱い水流と様々な水流や動きがあります。
水流は、【おすすめ3選】海水魚・サンゴ飼育の最強水流テクニック!初心者必見!をどうぞご覧ください。
しかし・・・
【空間が揺れる】ということはありません。
魚にしたら緊急事態で警戒するには本能として当然なのです。
言うまでもないですが、そんな緊急事態を起こしてはいけません。
ストレスで死んでしまいます。
よくある衝撃はドアの開閉です。
驚いた勢いで水槽から飛び出すこともあります。
防止方法は、【完全対策】水槽から魚が飛び出す原因&防止方法!をどうぞご覧ください。
指さしも実は非常にストレスです。
詳しくは、【海水魚水槽】餌やり時に指を指すのは絶対ダメな理由をどうぞご覧ください。
理由その③水槽の中に手を入れた
水槽を管理する上ではメンテナンスは必須ですから水槽の中に手を入れますよね。
これはしょうがないです。
特にヒフキアイゴが過剰に反応して黒くなりますね。
大丈夫です。すぐに戻ります。
※メンテする際は、ヒフキアイゴのヒレにご注意ください。毒がありますので刺さると手が腫れます。
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すぐに色は戻るからご安心ください
衝撃や水槽に手を入れて、黒くなるパターンはすぐに色が戻りますのでご安心ください。
数分もしないうちに色は戻ると思います。
1番やっかいなのは、『他魚からのストレス』です。
四六時中、黒くなってたらじきに死んでしまいます。
上で述べてきた理由その①他の魚からのプレッシャーを今一度ご参照ください。
海水魚はストレスに猛烈に弱いからです。
そんな時は上と重複しますが、いじめてる魚を隔離するといいでしょう。
いじめてる魚を隔離することにより、いじめられてる(黒くなる魚)に環境の慣れと、テリトリーを与えられるからです。
★関連記事★
海水魚同士の喧嘩を止めさせる画期的な方法!←こちらの記事でいじめてる魚の隔離について徹底解説しています。
【番外編】ルリスズメダイとクマノミの色が変わる理由
ルリスズメダイの色が変わる!
上記で少しだけお話したようにルリスズメダイは自分が喧嘩を仕掛けてる時も黒くなる傾向があります。(スズメダイ全般がそう)
それ以外に、濃くなったり、薄くなったりすることに不安を覚える方も少なくありません。
虹色素胞が関係しています。
虹色素胞とは、光反射性色素胞です。
その細胞内にはグアニンからなる板状結晶の重なりが存在します。
ルリスズメダイの場合、反射小板の厚みは5nmと薄く、それに対して細胞質の実際の厚みは100nm以上に達します。
こうした場合、反射光スペクトルの主ピークが低下して、ピーク幅が狭くなるという特徴があります。
有色の物質がないのに非常に鮮やかな色彩になり、構造色・物理色などと呼ばれています。
つまり・・・心配いらないということです。
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クマノミの色が変わる!主に黒くなる!
黒点病という病気がありますが、病気に関しては僕は語らないことにしています。
素人時代に信じて何度も痛い目にあってるので信頼できる情報しか掲載しないと決めてるからです。
病気に関しては一定の知識はありますが、発信は控えています。
クマノミが黒くなる原因としては、「日焼け」が関係しています。
日焼けと飼育は関係ないので心配いりません。
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警戒させないような環境作りをしよう
何よりも衝撃だけは与えてはいけない
水槽管理の基本ですが、衝撃を与えてはいけません。
うちは大丈夫!という方でも見落としがちなのが繰り返しますが、『ドアの開け閉め』です。
ドアの開け閉めは静かにしましょう。
これは非常に多いです。
赤ちゃんが眠ってると思うと、ドアも優しく閉めますよね?
水槽もそれくらいの優しさは必要です。
引き戸も静かに閉めましょう。
階段の上り下りも静かにお願いします。
毎回、毎回、ビクン!となったら魚だけでなく誰でも辛いです。
さらに小さな魚なら尚更、ストレスを抱えることになります。
魚は鬱にもなるんです。
詳しくは、【魚のストレス】これは衝撃…魚も鬱病になるって知ってましたか?をどうぞご覧ください。
貴方の体の体積と例えば50㎝の大型魚ですら体積は一目瞭然。
受けるショックは違います。
海洋生物の死因の根っこはストレスだということを覚えていただければと思います。
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まとめ
衝撃だけは最低限守ってください。
その優しさの積み重ねが長期飼育の最大のコツです。
また、システムやテクニックは重要ですが、相手が生き物という事を忘れないでください。
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